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カトレアの育て方 越冬温度は、最低10~15℃は必要

  • 投稿日:
  • by flower777
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カトレア パーシバリアナ 'サミット'


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カトレア ノビリオール セルレア


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カトレア オーランティアカ


カトレア(カトレヤ,Cattleya)は、
中南米原産のラン科の植物です。
豪華な美しい花を咲かせることから、
"洋ランの女王"とも呼ばれています。
開花時期によって、
春咲き、夏咲き、秋咲き、冬咲きに分けられます。

カトレアの品種については、
こちらをご覧ください。

初心者は、育てやすい秋咲き種から挑戦するのが良いでしょう。


カトレア育て方 栽培方法

・苗選び
バルブ(茎が太ったもの)が太い株を選びます。
根がはみ出ている株は、元気が良いです。

・置き場所
カトレアは寒さに弱く、
最低10~15℃は必要なので、
冬は室内で管理します。
冬は直射日光が当たってもかまいませんが、
冬以外の季節は30~50%の遮光が必要です。

しかし、春から秋によく日に当てないと、
花芽ができないので、注意します。
また、夜間、室温が下がる場合は、
段ボール箱や毛布をかけたりして保温します。

・水やり
根腐れを起こさないように、やや乾燥気味に育てます。
植え込み材を指で触ってみて、乾いていたら水を与えます。
冬は気温が低くなるにつれて、
水やりの回数を減らして休眠させると、耐寒力が強まります。

・植え替え
カトレアの植え替えは、2年に1回を目安に、
新芽が伸び始める3月~4月に行います。

根を傷つけないように株を抜き、傷んだ根と、
古く黒くなった水ゴケを取り除きます。
大きくなった株は、バルブ3本くらいずつに切り分けます。

根を広げるようにして新しい水ゴケで包んで植え替えます。
このとき、新芽の方を広く開けて植えます。

・施肥
新芽が伸びてきたら、液肥を月に1~2回与えます。
バルブが完成したら肥料を控えめにすると、
花付きがよくなります。
冬は液肥を与えません。

・病虫害
過湿になると軟腐病やカイガラムシが、
発生しやすくなるので、薬剤を散布します。

kurukuru.gifPOINT!
・冬は、最低10~15℃は必要
・液肥など肥料は控えめに与える
・2年に1回は植え替える