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フリージアの育て方 新しい培養土、用土に植えると安心

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フリージア、流れるフォルムがきれい


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フリージアの、香りも上品で人気


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フリージアの花色も多彩


フリージア(学名:Freesia refracta)は、
南アフリカ原産の、アヤメ科の球根植物です。

和名はアサギスイセン(浅黄水仙)や、
コウセツラン(香雪蘭)と呼ばれています。

八丈島では毎年、春分の日から4月上旬まで、
「フリージア祭り」が開催されていて、
花の摘み取り体験ができたり、
八丈島の郷土料理を振舞ったりしています。

フリージアは、茎の片側に百合のような小さな花が並んで咲く、
愛らしさや、甘くさわやかな香りで人気です。
白・黄色・紅・ピンク・赤紫・藤色・オレンジ色などの、
6弁花が、かなり豪華に6~12輪ほど咲きます。
八重咲きや、半八重咲き種も、最近は出回っています。

9月~10月上旬に球根を植え、
2月中旬から4月下旬まで花を楽しむことができます。


フリージア育て方 栽培方法

・球根選び
大きくて、しっかりしまっていて、
皮がついている球根を選びます。
形がいびつだったり、先の部分が細いものは避けます。
根が出る底の部分に、傷やカビがないかも確認します。

・植え付け
植え付けは、9月~10月上旬頃に行います。
フリージアは連作を嫌うため、腐葉土を加えた水はけの良い、
新しい培養土に植えつけるようにします。

赤玉土(小)6:腐葉土4の割合が良いでしょう。
元肥として、緩効性化成肥料を3g/L加えます。

3号鉢には1球、4号鉢には3~5球、5号鉢には7球が目安です。
プランターの場合は、10~15cm間隔に植えます。
フリージアの茎は長く、倒れやすいので、深植えにします。
発芽後に、さらに3cmほど土を足すと、なお良いでしょう。

・支柱立て
フリージアが倒れそうなら、
支柱を立てて紐などで軽くとめましょう。

・置き場所
植え付け後は涼しい日陰に置きますが、
新芽が伸びてきたら、日当たりの良い場所に移します。
強い寒さには弱く、葉先が痛むので、
冬になったら霜が降りる前に室内に入れましょう。
日当たりの良い窓辺に置くと、花が早めに開花します。

・水やり
新芽が出るまではたっぷり与えますが、
その後は葉が伸びすぎないように水やりはやや控えめにします。

・掘り上げ
花が終わったら、花茎は切り取りますが、
水やりはそのまま続けます。
葉が黄色に変色して枯れてきたら、球根を掘り上げます。

掘りあげたフリージアの球根は、
土や葉、古い球根をきれいに落とし、
ベンレートの1000倍液に30分ほどつけて消毒してから、
乾燥させ、風通しの良い涼しい場所で保管します。

・施肥
植え付けのときと花後に、緩効性化成肥料を施します。
開花中は2週に1回、液肥を与えます。

・病害虫
モザイク病にかかったら、他の株に移さないよう、
見つけ次第すぐに株を抜き取り、処分します。
ウイルスはアブラムシが媒介するため、
アブラムシを見かけたら、オルトラン粒錠をまいて防除します。

kurukuru.gifPOINT!
・球根は9月~10月上旬に植える
・できるだけ新しい培養土、用土に植える
・花後は葉を枯れさせてから球根を掘り上げる