実も美しいです
ハナミズキは高さ3~8mと品種によって違い、日本各地で栽培ができます。
ふやし方は挿し木、実生、接ぎ木で可能です。
ハナミズキが日本にやってきたのは大正時代です。
尾崎行雄東京市長がアメリカにソメイヨシノの苗木を贈り、
そのお礼としてハナミズキを頂いたことがきっかけです。
当時の呼び名はヤマボウシに似ていることから、
アメリカヤマボウシと呼ばれていました。
その後アメリカハナミズキ→ハナミズキと変わっていきました。
ハナミズキは寒さに強く、丈夫な花木です。
樹形が自然に円錐形にまとまるので、造園用樹としてもよく利用されています。
枝ぶりも綺麗な花木です
■ハナミズキが枯れる理由
1.水の与えすぎ
ハナミズキは水やりを失敗してしまうと枯れてしまいます。
理由は滞留水や水はけが悪いことを嫌う性質をもっているからです。
ツバキ、サクラ、キャラボクも滞留水を嫌う種類です。
良かれと思って水を与えても、
花木にとっては生長しにくい環境になってしまうので注意します。
2.土壌の水はけが悪い
苗を植えた場所の水はけが悪いと、枯れてしまうケースがあります。
雨が降った後、水たまりができるような場所だったら、
ほぼ水はけが悪い証拠です。
対処法としては客土をするか、
できるだけよく耕し、腐葉土を十分にすき込みましょう。
そしてグラウンドレベルより高めに植えつけてあげると、
元気にじょうぶに育ってくれます。