街路樹にも使われます
ハナミズキはミズキ科ミズキ属の落葉中高木です。
原産地は北アメリカです。日本の各地で栽培が可能です。
明治45年、尾崎行雄東京市長がアメリカにプレゼントした
サクラの苗木のお礼として、大正4年に日本に贈られた木です。
「日米友好の花」として有名です。
4月中旬~5月中旬にかけて白、赤、ピンクの苞が開きます。
また斑点が入った葉など、多くの園芸品種があります。
和名はアメリカヤマボウシと呼ばれています。
花が咲いていない時には幹肌が滑らかなのがヤマボウシ、
ゴツゴツしているのがハナミズキと見分けることができます。
紅葉も美しいです
■ハナミズキが咲かないときは?
1.日当たりを確認します
ハナミズキが一番日照が必要なのは、
4月~11月上旬までの葉が枝についている時期です。
落葉後は日陰でも問題ありません。
2.風通しをよくします
ハナミズキは蒸れに大変弱く、空気の流れが悪いところを嫌います。
栽培した場所が塀や壁などに囲まれていると、
枝先から枯れ始め、全体に広がって枯れが進むので注意します。
3.肥料を与えます
市販の開花株は、プロの園芸生産者が矮化剤などを使いながら、
短期間に花芽を作ります。そのために翌年の花つきが悪い場合があります。
花を多く咲かせたい場合は、5月~7月の生育時期に、
骨粉、鶏ふんなどやカリ分やリン酸を含んだ肥料を与えてみましょう。