ガマズミは山地、草原、丘陵地の明るい林に生える落葉中低木です。
赤や青の実が楽しめ、葉や花も魅力的な種類が多いです。
原産地は、日本、朝鮮半島、中国です。
別名はアラゲガマズミ、ヨウゾメと呼ばれています。
花を楽しむ品種は花が咲き終わったらすぐに剪定し、
実を楽しむ品種は春の芽吹き前に剪定を行います。
放任しても自然に樹姿がまとまるので、
不要な枝を整理するだけで大丈夫です。
赤い実もかわいいですが
■ガマズミの青い実
ガマズミの仲間では数種類、青い実がなる木があります。
日本で出回っているのは、主に2種類です。
1.ビプルナム・ダビディとビブルナム・ティヌスの特徴
ダビディの樹高は1.2~1.8mぐらいになり、葉も1mぐらいまで成長します。
ティヌスはもう少し高くなり3mぐらいまで成長します。
5月~6月にかけて咲く花は蕾は桃色で、開花すると白くなります。
秋にはコバルトブルーのきれいな実がなります。
雌雄同株ですが、株によって花のつき方が違います。
雌雄をわけて栽培した方が無難です。
2.ビプルナム・ダビディとビブルナム・ティヌスの栽培のコツ
寒さに強く、半日陰の環境でも大丈夫なため、
建物の北側に植えても栽培は可能です。
乾燥に強く、横張り性なので低めの植え込みに重宝します。
気温が低い地域では、葉が赤く紅葉します。
強い剪定にも耐えるので、やや自然樹形でのナチュラルな目隠しや
生垣に適しています。