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ヒバ類の育て方|生け垣に適した庭木です

  • 投稿日:
  • by flower777
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ヒバの新緑


科名:ヒノキ科
形態:常緑小高木
英名:hiba
学名:Thuja dolabrataもしくはThujopsis dolabrata
原産:日本など
開花:4月(カイヅカイブキ)

ヒノキやサワラの別名をヒバと呼んでいます。
また、チャボヒバ、ヒヨクヒバ、シャボヒバ、
ニオイヒバ、カイヅカイブキもヒバ類の仲間です。

ヒバの中のヒバ油成分にはヒノキチノールが含まれています。
強い殺菌力を持っており、このヒノキチノールの薬用効果は、
水虫治療薬など皮膚治療薬や化粧品に使われています。

・品種
ヒバには品種が多く、長枝に細かく枝分かれした小枝が付くクジャクヒバ、
また、葉に黄色の斑点が入るオウゴンクジャクヒバ、
オウゴンチャボヒバなどがあります。


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青森のヒバ


■ヒバ類の育て方 栽培方法

・苗選び
まっすぐ伸びた幹に下枝がしっかりとした挿し木苗を選びます。
刈り込み仕立てをする場合は、細かい枝ぶりも確認します。

・植え付け
真夏の6月~8月、厳寒期の1月~2月を避ければいつでも可能です。
日当たり、水はけのよい場所に株と株の間を十分にあけて、
一定間隔に植え付けます。植えつけ後支柱を立てます。

・剪定
新梢が伸び始める4月下旬~10月の成長期が終わるころまでに、
飛び出した新芽を手でこまめに摘み取ります。
新芽を手入れすると、樹形も葉色も綺麗に鑑賞出来ます。

放任しておくと葉が詰まっているので、
内部の採光や風通しが悪く蒸れて、枝が枯れることがあります。
細かい枝は3年ぐらいで自然に枯れ落ちます。

・増やし方
挿し木で増やすことが可能です。
4月頃にできるだけまっすぐ伸びた枝を10cmほどの長さに切り落とします。
下の方の葉を取って土に挿し、乾燥に気をつけて明るい日陰で管理します。

・施肥
2月と8月下旬の2回、油かすに骨粉を2割まぜたものを、
あるいは粒状化成肥料を株元に3握りほど与えます。

・病虫害
風通しが悪いと赤星病にかかったり、ハダニが発生します。
殺虫・殺菌剤を定期的に散布し防除します。
薬を使いたくない場合は、ホースの強い水をハダニにかけ、
吹き飛ばす方法もあります。


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ヒバは美しく茂ります


■育て方のポイント!
・細根があまり出ないため、移植には向きません。
・葉先をハサミで切ると切り口が枯れたようになるので避けます。
・生長は遅いため、樹形は少しずつ整えていきます。