スポンサードリンク

クンシラン 根の扱い方

  • 投稿日:
  • by flower777
  • カテゴリ:

kunsiran000.jpg
クンシラン(君子蘭)は、蘭という漢字が入るものの、
ラン科ではなく、ヒガンバナ科のクンシラン属に分類されます


しかし、クンシランの根はとても太く、ラン科の植物にとても良く似ています。


■クンシラン 根の扱い方

クンシランの根は時に、四方八方へと飛び出してしまうことがあります。

根が良く伸びるのは、元気な証拠! と、そのままにしたくなります。

しかし、クンシランの根が伸びすぎてしまい、鉢土から盛り上がるのは、
根詰まりや排水性の悪さ、酸素不足が原因です。


kunsiran011.jpg
クンシランの根が露出してきたら注意が必要です


1.鉢が小さい時は?
鉢の大きさが小さく、クンシランの根が鉢土から盛り上がってくるのは、
主に容器が小さくなったための根詰まりが原因です。

本来であれば、鉢の表面から根が見えるものではありません。

植え替えの適期である、5月中旬~6月中旬頃、
または、10月上旬~中旬に、一回り大きな鉢へ植え替えてあげます。

この時、根を傷めないように気をつけることを忘れないで下さい。
植え替えのコツは、根を切らずに巻き込むようにして植え付けることです。

2.鉢が大きい時は?
鉢の大きさは十分なのに、根が露出してしまうのは、酸素不足が原因です。
鉢内の水はけが悪いことが原因で起こる症状の一つですので、

できるだけ水はけの良い用土にして、再度植え替えるようにします。

水はけを良くしたい時に使える用土には、
赤玉土、硬質鹿沼土、桐生砂、日向砂などがあります。

根と根の間に良く用土が入るように箸などで軽く突きながら植え替えると、
鉢内の水はけ良くなり、根が鉢の中だけで、
ぐんぐんと伸びるように生長するようになります。

花つきも良くなるので、ぜひ植えかえしてみてください。

>>クンシランの育て方 日照と温度管理が大切