アマリリスの植え替えは2~3年に1度くらいします
■アマリリス 植え替えは?
1. 時期
アマリリスの植え替えは、3月~4月の間に行うようにします。
耐寒性があまりないため、植え替えた後も霜の心配がなくなり、
十分に暖かくなるまでは室内の日当たりの良い場所で管理します。
2.植え替え方法
植え替えのは、古い鉢から株を抜き取り、
球根に傷をつけないようにやさしく土を落とします。
もし根がすでに出ている場合は、根も傷めないように注意します。
この時、小さな球根が周りについていることがあります。
その場合は、小さな球根をはずして分球させておきましょう。
小さな球根をつけたまま、また鉢に植えて育ててしまうと、
小さな球根に栄養をとられてしまい、元の球根が十分に肥らなかったり、
花が咲かなくなってしまう原因になるので注意しましょう。
小さい球根は別の鉢に植え、肥培するように育てると、
うまくいけば数年後に花をつけるようになります。
花と茎葉が大きいので、鉢は少し重みのあるものを選びます
3.鉢
鉢の目安は、大輪種であれば5~6号、中輪や小輪であれば4~5号です。
球根に対して、少し小さめの鉢を選ぶようにします。
鉢が大きく土の量が多いと、常に湿気た状態になりやすく、
球根が腐ったり、根腐れしたりする原因になります。
また、地上部では太い茎に立派な花をつけるので、
風などにあおられると倒れやすくなります。
アマリリスを植えつける鉢は陶器製の鉢や駄温鉢など、
ある程度重みのある鉢が良いでしょう。
4.用土
鉢に球根の上から三分の一が土から見えるように植えつけます。
用土は新しい清潔なものを用いますが、市販の花の培養土で十分です。
5.植え替え頻度
アマリリスの植え替え頻度はさほど多くありませんが、
2年~3年に一度は植え替えるようにしましょう。
◎購入した鉢は?
園芸店などで、小さなポットにすでに植えつけられたものを買った場合は、
その年のみは開花できますが、それ以降は肥培が難しいため、
植え替えすることをおすすめします。
すでに花茎が伸びている状態のものは、花が終わった後に、
花茎が伸びていない状態であれば、買ってきてすぐに植え替えるようにしましょう。