毎年、楽しみたいですね
ポインセチアは、クリスマスには欠かせない花の1つです。
でも、和名は猩々木(ショウジョウボク)、原産地はメキシコ、
クリスマスには、全く関係のないように思えますよね?
一体、何故なのでしょうか?
これには、諸説あるようですが、まずは、ポインセチアの花の形が、
星型に似ていることに由来します。
また、いわゆる、"クリスマスカラー"である、赤・緑・金色(黄色)の
入った花なので、クリスマスにはポインセチアが似合うと考えられたようです。
そんなポインセチアの植え替えと、挿し木の方法について、
紹介していきたいと思います。
挿し木から育った苗
■ポインセチアの植え替え、挿し木の方法
1.ポインセチアの植え替え
植え替えは、基本的に毎年行うものです。植え替えの適期は、
4月~5月、この時期になったら、1まわりから、2まわりほど大きな鉢へ、
植え替えます。
植え替えは、根鉢を軽く崩して、枝を1/3程度に切り戻して行います。
植え付けが済みましたら、日当たりの良い場所におき、
緩効性肥料を1ヶ月~2ヶ月に1回与えながら、育てていきましょう。
植え替えて元気に
2.植え替えの注意点
8号以下の鉢に植え替える場合は、根詰まり、水切れが起こりやすくなるので、
植え替えて大きめのものに変えましょう。
3.ポインセチアの挿し木の方法
ポインセチアは割と簡単に挿し木で増やすことができます。
また、切り戻した枝を「挿し穂」として使用することもできます。
挿し木の適期は5月下旬~7月下旬ころまで、枝を5節程度ずつに切り、
下葉を2枚ほど取り除きつつ行います。
4.挿し木の注意点
切口から出る樹液(乳白色)が固まらないように、
樹液ができってしまうまで、水に付けてから挿すようにします。
5.ポインセチアの樹液の注意点
切口より出る樹液は、手などに触れるとかぶれることがあります。
万が一、植え替えや、挿し木の作業中に触れてしまった時は、
乾ききる前に水でしっかりと洗い流すようにしてください。