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カンパニュラの育て方 花柄摘みで開花を促進

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カンパニュラのスタンダード、フウリンソウ


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ピンクのカンパニュラも愛らしい


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カンパニュラ アルペンブルー


カンパニュラ(Bell flower、学名:Campanula medium)は、
キキョウ科カンパニュラ属、南ヨーロッパ原産の宿根草です。

別名ツリガネソウ、フウリンソウ、ベルフラワーなどとも、
よばれています。

花壇、吊り鉢、鉢植え、切り花としても大人気です。
親しみやすい花でいろいろな用途に楽しめます。

主な種類
・カンパニュラ・メディウム(フウリンソウ)
2年草 大型の釣り鐘状の花
・カンパニュラ・パーシシフォリア
和名は、モモバキキョウ、キキョウに似た釣り鐘形の花
・カンパニュラ・ポルテンシュラギアナ
2年草矮性種、和名オトメギキョウ、
小花をたくさんつけるベルフラワー
・カンパニュラ・フラギリス
キキョウに似た小さな花で多年草、
釣り鉢によく使われる

草丈は10㎝の矮性種から1mくらいの高性種まであります。
小さな釣り鐘形状の愛らしい花を咲かせます。

花は横向きか上向きに咲く傾向があります。
主な花色は、青紫、ピンク、白、青などです。

タネまきは、4~5月頃で5~6月頃に花が咲きます。

カンパニュラ育て方 栽培方法

・苗選び
葉の緑が鮮やかでつややかなものを選びます。
花やつぼみをたくさんつけたものがよく、
株ががっしりしている苗を選びましょう。
虫食いや下葉が枯れてるものは避けます。

・置き場所
日当たりと風通しがともによいところで管理します。
高温が苦手なので、真夏はすだれなどで、
日陰を作ってあげましょう。
ベランダやコンクリートの直置きはよくありません。
必ず、すのこや台の上に置くようにします。

・水やり
土が乾いたら、鉢底から水があふれる出るくらいに、
たっぷりと与えます。
花には直接水がかからないようにしましょう。

・花がら摘み
花がらは放置せず、花茎から切り取ります。
タネがついて株が弱らないように気を配ります。
こまめな花がら摘みが、花を長く持たせるコツです。

・肥料
元肥として、緩効性の化学肥料を与えます。
夏以外の生育期には、
月に1度くらいに化成肥料の置き肥します。

・植え替え
5~6月頃に行います。
花が咲かない年に、ひと回り大きな鉢に、
植え替えましょう。
加湿と根詰まりに気を付けます。

・増やし方
オトメギキョウなどの鉢植えは、
暑い夏が過ぎた9~10月ころに株分けをします。
数芽ずつ、手で分けて4号鉢に植えます。

しっかり根付いてから、日当たりのよい屋外に置きます。
霜に気を付けながら、冬越しさせます。
冬は暖かい室内に置くと、花がつかないことがあります。

・病害虫
ダニにはアカールやケルセンなどの殺ダニ剤、
アブラムシにはマラソンなどで防除します。

kurukuru.gifPOINT!
・日当たりがよく風通しの良い場所で育てえる
・こまめな花がら摘みで株をじょうぶに保とう