カルミアの金平糖のようなつぼみ
カルミア(Kalmia、学名:Kalmia latifolia)は、
ツツジ科カルミア属、北アメリカ、キューバが原産の、
常緑広葉低木の花木です。
別名アメリカシャクナゲ、ハナガサシャクナゲなどとも、
よばれています。
金平糖を連想させる、
とってもキュートなつぼみが特徴で、
小花をたくさんつけます。
主な種類
・オスボレッド
・レッドクラウン
・ラティフォリア
草丈は20cmから、環境が良ければ5mにもなり、
葉は茎にらせん状につけます。
金平糖に似たつぼみがカルミアの特徴で、
花色は白、ピンク、紫、紅色などがあります。
カルミアは、花が咲く前のつぼみから楽しめます。
寒さにも比較的強いので、育てやすいです。
春先に鉢花を求め、5月ころが開花期となります。
カルミアの愛らしい花
■カルミアの育て方 栽培方法
・苗選び
葉の色つやのよいもので、
枝の半分くらいに、
つぼみがついてるものがよいでしょう。
たくさんつぼみがついてると、
翌年に花芽が付かない場合があります。
・置き場所
一年を通して、日なたに置くように管理します。
過湿にならないように、気を配ります。
・水やり
鉢土の表面が乾いてから、たっぷりと水をあたえます。
・肥料
花が終わってからほどこします。
有機質の固形肥料を置き肥します。
9月上旬と2月にあたえます。
・摘蕾
カルミアの花芽が多くついた場合は、
そのままにせず、10月ころに、
半分くらいのつぼみを摘み取るのがよいでしょう。
つぼみを適度に摘むことによって、
翌年も花を咲かせることができます。
・植え替え
カルミアは、2~3年に1回の植え替えを行います。
植え替えは、花が終わってからの6月上旬~中旬、
または9月中旬~10月上旬ころが適期です。
いずれも、鹿沼土(大)に、
ピートモスを3~4割ほど混ぜた用土を用います。
カルミアは、剪定しなくても形がまとまりやすいです。
もし、草姿が乱れていたら、弱剪定を行ってもよいでしょう。
POINT!
・日当たりのよい場所で育てる
・花をつけすぎないようにつぼみを摘む
・2~3年に1度、植え替えを行う