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ペラルゴニウムの育て方|花がらと枯れ葉はこまめに摘む

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ペラルゴニウム、花の形が上品


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ペラルゴニウム、たくさん植え込んでもきれい


ペラルゴニウム(Fancy geranium、学名:Pelargonium)は、
フクロソウ科テンジクアオイ属、
南アフリカ原産の、非耐寒性常緑多年草です。
別名ナツザキテンジクアオイなどとも、
呼ばれています。

主な種類
・モーニンググローリー
・アズテック
・ミントシフォン
・サーフィン
・エンジェルアイズ

ゼラニウムよりも、やや草丈が高く、
春から初夏にかけて花が咲きます。

花の形が上品で、花びらにブロッチや、
縞模様がきれいに入った花や、
半八重咲きやビオラのような花も見られます。
花色も豊富で、赤、ピンク、白、オレンジ、薄紫などがあります。

フリルのような花びらをつけた株が、
こんもりとほふく状に広がり、
春に上品な芳香を楽しむことができます。

プランター植えだけではなく、
スタンド鉢やウォールバスケットでも、
みごとな花を楽しめるでしょう。

苗の植え付けは6~7月に行い、
開花期間は、4~6月過ぎまでです。


Pelargonium sidoides.jpg
ペラルゴニウム シドイデス、シルバーの丸葉に深紅の花が人気


ペラルゴニウム育て方 栽培方法

・苗選び
株全体が形の整った、
太くてどっしりしたものがよいでしょう。
枝の数が多いもの、茎が太くて節が詰まったものが、
丈夫で元気な苗です。

・置き場所
日光がよく当たる、風通しのよい場所がよいでしょう。
過湿を嫌いますので、
雨の当たらない環境にします。
霜の当たるような低温を避ければ、
冬越しもできます。

最低気温は5~6℃にします。
室内で冬を越すときは、
暖かな場所でない方が、花芽がよくつきます。

・水やり
鉢の土がしっかり乾いてから、
たっぷりと水をあたえます。
花に水がかからないように、
株元から水やりをしましょう。
冬越しの間は、やや乾かし気味で管理します。

・肥料
春と秋に、液肥を10日~2週間に1回くらい、あたえます
または、緩効性の化成肥料を、
月に1回置き肥にしてもよいでしょう。
多肥になると、葉と茎ばかり旺盛になる事があるので、注意します。

・植え替え
苗を鉢などに定植するときは、
根鉢をくずさないように植え付けます。
ペラルゴニウムは、よく育ちますので、
根詰まりをおこしやすい性質があります。
毎年植え替えをするようにし、
植え替えのタイミングは、
9月~10月上旬がよいでしょう。

株を1/3~半分ほどに切り戻し、
傷んだ根や枯れ葉を取り除き、
ひと回り大きな鉢に植え替えます。
いずれも、水はけのよい草花用培養土に植えます。

・増やし方
挿し木で増やしましょう。
作業の適期は、9月~10月上旬ころがよく、
切り戻した挿し穂を利用してもよいです。

kurukuru.gifPOINT!
・日当たりのよいベランダなどに置く
・花がらと枯れ葉はこまめに取りのぞく
・花に水や雨が当たらないようにする

>>ペラルゴニウムの苗を各種見てみる