ランタナ、色の変化がとても楽しい
ランタナ、育てやすく挿し木でよく増える
ランタナ(Lantana、学名:Lantana camara)は、
クマツヅラ科シチヘンゲ属、
中南米、南ヨーロッパなどが原産の、
非耐寒性常緑小低木です。
別名シチヘンゲなどとも呼ばれています。
主な種類
・カマラ
・コバノランタナ
・コンフェッティ
アジサイのような樹形のほか、
ほふく性のものがあります。
小花がかんざしのような花房になり、
花色が次第に変化するのが、ランタナの魅力です。
名前のとおり、黄色から赤へ変化していくもの、
白からピンクに変化していくものもあります。
花壇を彩る花として、鉢花としても長く花を楽しめます。
アプローチを、常に飽きさせない存在となるでしょう。
苗は4月に植え付け、花は6~11月まで楽しめます。
■ランタナの育て方 栽培方法
・苗選び
花やつぼみがよくついてるもので、
葉の色が鮮やかで間延びしてない、
締まりのよい株を選びましょう。
・植え付け
水はけのよい、草花用培養土に植え付けます。
ランタナは、鉢やプランターがよく育ち、
コバノランタナは、吊り鉢が適しています。
・置き場所
できるだけ、日当たりのよい環境で、
育てましょう。
ランタナは寒さが苦手です。
冬になったら、室内に移動させ、
日光がよく当たる、窓辺で冬越しさせます。
東京以南の日当たりの良い場所では、
越冬可能です。
・水やり
鉢土の表面が乾いたら、水をたっぷり与えます。
過湿になるのはよくありません。
晩秋から冬には、水やりを控えて、
乾かし気味に管理します。
・肥料
ランタナは、花が長い間咲き続けますので、
花がらも、まめに摘みとるのがよいでしょう。
とくに5~10月は、肥料切れに気を付けながら、
月に2回の液肥を追肥します。
・植え替え
冬越しが終わってから、
植え替えるのがよいでしょう。
植え替えのタイミングは4月です。
枝を半分くらい切り戻し、
ひと回り大きな鉢に植え替えます。
・増やし方
挿し木で容易に増やせます。
小さな樹を室内で越冬させると、
翌年も花を楽しめます。
POINT!
・春から秋は屋外の日当たりのよい場所に置く
・水切れと肥料切れに注意する
・冬は日のさす窓辺に置く