セントポーリア オプチマラ
セントポーリア オプチマラ、色が豊富で人気
セントポーリア オプチマラ、紫や青も人気
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セントポーリア(African violet学名:Saintpaulia)は、
イワタバコ科セントポーリア属、
東アフリカ原産の常緑性の多年草です。
別名は、アフリカスミレとも呼ばれています。
スミレのような、かわいらしい花が咲きます。
花色や葉形が多種にわたり、
登録されている品種だけでも、
8000種以上にもおよびます。
主な種類
・スタンダード
花のつきがよい
・ミニチュア
株の直径は15~20cm 多花性
・トレイラー
茎が這うように伸びる 吊り鉢に最適
葉は楕円形か卵形で、緑の濃淡の斑が入ったものや、
葉の切れ込みもさまざまです。
一重咲きや八重咲きのほかには、
フリルのような花弁も人気です。
花色もほとんどの色があり、
絞り、斑点、縁取り、縞柄などもあります。
人気種はが毎年登場します。
新しい品種は、性質がやや気むずかしいです。
一度は育ててみたい、人気の鉢花です。
花言葉は「小さな愛」、優しげで愛らしい姿の花です。
セントポーリアは、4~6月と、9~10月半ばくらい、
品種によっては、ほぼ1年中、
花を楽しむことができます。
■セントポーリアの育て方 栽培方法
・苗選び
セントポーリアを初めて育てる時は、
定番の品種から選ぶのがよいでしょう。
葉の色がよく、やわらかで厚みのあるもの、
中心の新芽が立ち上がっているものを選びます。
葉柄が長くなったものは避けます。
冬に求めた場合は、寒さに当てないように、
大切に持ち帰りましょう。
・置き場所
セントポーリアは、環境の変化が苦手です。
風通しのよい、窓辺のレースカーテン越しに置きます。
直射日光は葉焼けの原因になります。
日当たりが悪い場合は、植物育成用蛍光灯などを、
当ててもよいでしょう。
弱めの光に長時間当てるのが、
花つきをよくするポイントとなります。
セントポーリアの花つきをよくするためには、
冬は日中の室温を20~25℃になるようにします。
夜の冷え込み対策に、段ボールをかぶせて保温します。
5℃を下回らないように気を配ります。
夏は30℃以上にならないようにしましょう。
・水やり
土の表面が乾いたら、さらに1日待ってから、
たっぷり与えます。
冷水はさけ、くみ置きの水を株元に与えます。
セントポーリアを5℃で越冬させる場合には、
7~10日に1回くらいに減らし、
乾かし気味にしましょう。
水の与えすぎは、根腐れを起こしてしまいます。
また、水不足や乾燥で、下葉が落ちてしまうと、
わさび茎になってしまいます。
・植え替え
4~6月または9月に行うのがよいでしょう。
古土を落とし、下の葉を取り除きます。
株が大きければ、株分けもします。
市販のセントポーリア用の培養土に、
粒状の緩効性化学肥料を混ぜたものを用います。
3号鉢に1株ずつ、根を広げるようにして植えます。
乾燥や水不足で下葉が落ちる、
「わさび茎」になってしまった場合も、
植え替えをするのがよいでしょう。
何年も育ててきた古い株も、
茎を2cmくらいに切り詰めて、
新しい根が出るようにすることも必要です。
・肥料
月に1~2回、リン酸が多めの液肥を与えます。
7月半ば~8月と11~3月は、
肥料は与えなくてもかまいません。
・増やし方
株分けか葉挿しで増やします。
セントポーリアの株分けは、
植え替えの時に切り口に、
根腐れ防止剤をまぶしてから植えます。
葉挿しは、5~6月または9月~10月に行います。
葉の表面を上向きに挿しておきます。
用土はバーミキュライトを使います。
発根して子株が育ってきたら、
液肥を与えて育てます。
4~5か月くらいたったころ、
3号鉢に植え替えます。
・病害虫
セントポーリアは病害虫がとても多いので、
異変に気が付いたら、
株の症状を園芸店などに問い合わせ、
適切な対処を行うのがよいでしょう。
市販の薬剤は薄めの希釈がおすすめです。
いずれも、殺虫剤や殺菌剤は、
早め早めの防除が大切です。
POINT!
・乾燥に弱く部屋の湿度を高くするとよい
・暑さ・寒さ対策を忘れずに
・一年中、室内で栽培できる