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グロキシニアの育て方 越冬夏越しがポイント

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グロキシニアの鉢植え、豪華


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グロキシニアの品種は多い


グロキシニア(Gloxinia、学名:Sinningia speciosa)は、
イワタバコ科、オオイワギリソウ属、
ブラジル原産の宿根草です。
別名オオイワギリソウともよばれています。

ビロードのような、光沢、艶やかさが美しい花です。
寄せ植えで栽培をすると、さらに豪華になります。 

主な種類
・エンペラーフレデリック
・ブローケイド

10~20cmの低い草丈なので、鉢植え向きです。
赤、紫、ピンク、白、などの花色があり、
紫に白の覆輪、八重咲などがあります。

いずれも、4~6月、9~10月ころに花が咲きます。


グロキシニア育て方 栽培方法

・苗選び
大きすぎる葉の株、葉が伸びた株は、
出来るだけ避けるようにしましょう。

・置き場所
弱光を好み、寒さや乾燥に弱いです。
レースのカーテン越しの明るい窓辺が良いでしょう。
直射日光を当ててしまうと、
葉が焼けて黒っぽくなることがありますので、
気を付けましょう。

・水やり
鉢土の表面が白っぽく乾いてから、
葉を持ち上げ根元にたっぷりと与えます。
花や葉に水がかからないように気を配ります。
過湿で花やつぼみが落ちることもあるので、
加減が必要です。

花が終わったら、水やりを少しずつ控えて、
10月下旬~3月ころまでは乾いたままにします。
3月下旬になったら、水やりを開始しましょう。

・花後の処理
花がらを摘み取り、元から切り取ります。
紙袋に鉢ごと入れ、10℃以上の室内に置いて、
冬越しさせます。

・植え替え
グロキシニアは、4月上旬ころ発芽したころが、
植え替えのタイミングです。
根を傷めないように掘り上げます。
古土を落としたのち、水はけがよく、
保水性の高い培養土に、植え替えます。

・分球
4月の植え替えのときに行います。
芽をつけて分けられそうな状態なら、
刃物で切り分け、切り口に草木灰で保護します。


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・葉挿し
グロキシニアの葉挿しは、6~7月または9~10月ころ、
元気のよい葉を切り取り、バーミキュライトに挿します。
乾かないように管理し、3~4週間ほどで根付いてきたら、
鉢上げしましょう。
翌年に花を咲かせることができます。

・肥料
4~6月、8月半ば~10月にかけて、
液肥を10日に1回くらいの割合で施します。

・病害虫
灰色かび病にはベンレートを散布します。
枯れた葉を見つけたら、まめに取りのぞきましょう。

kurukuru.gifPOINT!
・日本の夏の暑さと光線を避ける
・越冬は、最低5~10℃でできる