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キバナコスモスの色が?

  • 投稿日:
  • by flower777
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力強く美しい花です


キバナコスモスはキク科コスモス属の仲間で、
原産地はメキシコの一年草です。

種名のスルプレウスは、ギリシャ語で硫黄色の意味です。
基本種の色が黄色から名前がついた説があります。

標高1600m以下の地域に自生し、
日本には大正初めにヨーロッパから輸入された記録が残っています。

花の咲く時期は6月~10月と比較的長く、
名前の通り黄色以外に、オレンジ、赤などの花も咲きます。

濃い赤の品種も作られ、一重咲きと八重咲きがあります。


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群生するキバナコスモスも可愛いです


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容易に挿し芽で増やせるので、気に入ったものは挿し木しましょう


■キバナコスモスの色が?

1.キバナコスモスにもいろいろあります
コスモスの園芸品種は一般的には、
「コスモス・ビピタナス」の種類がよく出回っています。

しかしキバナコスモスと呼ばれている園芸品種は、
「コスモス・サルフレウス」の仲間です。

この品種はビピタナスと比べ背丈も2mぐらいまでしか伸びず、
花色は、オレンジ、黄金色、緋色等が特徴です。

今まではビピタナス系では黄色系の花色はありませんでした。
しかし日本でイエローガーデンという黄色の品種を作ったため、
この品種をキバナコスモスと勘違いしてしまう人が増えました。

2.キバナコスモスの特徴
今のところ「コスモス・サルフレウス」の園芸品種には、
純黄色の種類はでき上っていないようです。

しかし「ビピタナス」と比べて矮性でよく枝も分かれるため、
コンテナや花壇で栽培するには適した種類です。

性質は丈夫で真夏の高温多湿にも強いので育てやすいです。
想定の花色と違っても、そのまま栽培することをお勧めします。