プリムラ。花のあとの栽培環境が良いと、また咲き出します
プリムラはサクラソウ科サクラゾウ属の園芸植物です。
品種改良が盛んに行われたのは、主にヨーロッパです。
プリムラ・ジュリアンは、プリムラ・ポリアンサと
プリムラ・ジュリエ との交配種です。
プリムラ・ジュリアンは、猛暑の季節を乗り切れば、
秋から生育をはじめ、
翌年の春にも花を楽しむことが可能です。
プリムラ・ジュリアンの花色は黄色、赤、紫、ピンクなど華やかで、
中にはバラのようなつぼみを持っている品種もあります。
プリムラの黄色も元気が良くてきれいです
■プリムラ・ジュリアン 花後の栽培
1.気温にあわせて置き場所を変えます
花が終わった4月ぐらいの時期は、
日当たりのよい戸外に鉢を出します。
ゴールデンウィーク過ぎから梅雨の季節は、
落葉樹の下など風通しのよい半日陰の場所に移し、
できるだけ涼しい環境を整えます。
盛夏の7月~8月は根の働きが悪くなるので、
水やりは控えめにします。
秋のお彼岸過ぎには、朝晩の気温がかなり低くなるので、
日当たりのよい戸外に再度鉢を動かします。
霜が降りる直前の晩秋には室内へ取り込み、
日当たりのよい窓辺に置きます。
2.肥料と株分けの注意点
肥料は暑い時期の7月~9月を除き、
週1回のペースで1000倍に薄めた液体肥料を与えます。
株分けを行うのに適した時期は、
5月中旬ごろまたは、9月中旬~下旬です。
株分けをしたものは、2週間ぐらいは半日陰に置いておきます。
この時に肥料は与える必要はありません。