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シモツケの育て方|花後に樹形を整える剪定で栽培

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  • by flower777
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シモツケ、華やかで美しい


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シモツケの白い花も清楚


科名:バラ科
形態:落葉低木
英名:Japanese Spiraea
学名:Spiraea japonica
原産:日本
開花:5月~6月

「シモツケ」という名前の由来は、
下野(今の栃木県)で発見された説と、
下野に多く自生するという説があります。

栃木だけではなく北海道から九州の山地で
広く自生している花木です。

樹高が1mぐらいと低いので、高木のまわりに植えたり、
並べて植えて垣根として利用したり、
寄せ植えのコンテナガーデンにもむいています。

・品種
変異が多く葉色が違う園芸品種も多いです。
代表的な物は葉色が明るい品種のシモツケ、
枝が直立して株立ちになるホサキシモツケ、
1株で白とピンクの2色の花が咲く源平などがあります。


シモツケ育て方 栽培方法

・苗選び
園芸品種が大変多いので、自分の好みをはっきりさせ、
花の色や斑点の有無、樹形の大きさなどを確認してから
入手するようにします。

・植え付け
植え付けは葉が落ちている休眠期、
芽の動いていない時期が適しています。
11月下旬~3月上旬、寒さが厳しい時期は避けます。

日当たり、水はけ、水もちのよい場所を選び、高植えにします。
シモツケは湿気の多いジメジメした土を嫌うので、
水をやりすぎないよう注意します。

・剪定
剪定はまめにしなくても自然樹形でも大丈夫です。
花が終わったら樹形を整える程度に
飛び出した枝や込み入った部分を整理し、風通しをよくします。

・増やし方
挿し木で増やすことが可能です。
太くしっかりした枝を選び、7月ごろその年伸びた
枝の先端を10cmほどの長さに切り、赤玉土に挿します。

・施肥
1月~2月にミゾを掘り堆肥や牛ふんを与えます。
毎年与えなくても3年に1回ぐらいで大丈夫です。

・病虫害
カイガラムシ、アブラムシの発生やウドンコ病に気をつけ、
定期的に殺虫・殺菌剤をまきます。

kurukuru.gif育て方のポイント!
・2~3年に1回の選定で自然樹形にまとまります。
・日当たりと水はけ、風通しのよい場所が一番適しています。
・植え付け時期は、新芽が出る前を選びます。