ハギはよく見ると愛らしい花です
ハギはマメ科ハギ属の落葉低木です。
東アジア、北アメリカの東部に数十種類分布しています。
秋の七草のひとつとして親しまれている花木です。
7月~9月にかけて、白や薄紫色の蝶のような花を群がせます。
スペースがあれば大株に育てて楽しみたいところです。
しかし狭い庭で楽しむには毎年切り戻し、株の更新を図りましょう。
ヤクシマハギのような花や葉が小さい種類は、
庭植えよりも鉢植え、ロックガーデンに適しています。
放っておくと大きくなります
■ハギを小さく仕立てるには?
1.ハギの剪定時期
葉が落ちてから芽が出る前の2月ごろが、ハギの剪定に適した時期です。
株元から全ての枝を10cm~30cm残し、あとはバッサリと切り戻します。
ハギは新しく伸びた枝の部分だけに花を咲かせます。
落葉した後の枝は、キハギの種類は枯れませんが他は枯れてしまいます。
最終的には切ることになります。
2.株を小さくしたい時の剪定時期
枝が伸びすぎたり、株を小さくしたい時は5月下旬~6月はじめが適しています。
新梢が50cmぐらいの時に、地上部をすべて切り戻します。
すると2回目の新梢が伸びますが、最初よりは短くなります。
この時期を遅くすればするほど、枝は長く生長しません。
ただし花が咲かなくなるので、株を小さくすることと
どちらを優先するかを考えてから剪定をおこないましょう。