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サイネリア(シネラリア)の育て方|寒さに当てて花芽を作ろう

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サイネリア、ピンク系はかわいらしい


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サイネリア、青系統も人気


サイネリア(Florist's Cineraria、
学名:Pericallis x hybrida)は、キク科ペリカリス属、 
北アフリカ、カナリヤ諸島原産の秋まきの草花です。
別名シネララリア、フウキギク、フキザクラ、
などとも呼ばれています。

主な種類
・ホイップシリーズ
・メロディシリーズ

草丈花径が5~6cmの大輪系から、2~3cmの小輪系と、
花の大きさはさまざまです。
中輪系の3~5cmのものが種類も多く人気があります。
いずれも、花色は、白、ピンク、赤、紫、青、
など、鮮やかな色彩が豊富にあります。

鉢いっぱいに花をつけるので、春の彩として見栄えのよい、
高級感がある鉢花です。
窓辺が明るく華やかになりますので、
育ててみたくなる花です。

タネまきの適期は8月~9月ころで、開花期は12月~4月です。


サイネリア育て方 栽培方法

・タネまき
平鉢にタネまき用の培養土を入れて、
底面吸水にしたものに、ばらまきにしましょう。
発芽には、光が必要ですから、土をかけなくてもよいです。

本葉が2~3枚に育ってきたころに、
混みあってきた部分をピンセットで抜き取って間引きます。
3cm間隔になるようにするのがよいでしょう。

・植え替え
本葉が4~5枚くらいに育ったら、
3号ポットに植え替えます。

・定植
サイネリアの定植は、苗が育ってくる、
11月ころが適しています。
4.5~5号鉢に、赤玉土(小)・腐葉土を6:4の割合で、
配合した培養土に、緩効性の化学肥料を混ぜて入れます。

秋に10℃前後の気温に、6週間ほど当てると、
花芽が付くようになります。


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冬から園芸店に並ぶ、春に出回るものの方が育てやすい


・置き場所
秋に10℃前後の環境で育てます。
その後、日当たりのよい窓辺に置きましょう。
寒さには強いので、越冬が可能です。
20℃を超えるような場所は、
株が弱るので気を配ります。

・水やり
水切れに注意しながら、鉢土が乾いたら、
たっぷりと与えます。
乾燥しやすい場合は、霧吹きで葉水もよいでしょう。
花が咲く時期は、水をよく吸いますので、
水切れに気を付けましょう。

・肥料
植え替えのときに、元肥として培養土に、
緩効性の化学肥料を施します。
追肥は月に1回緩効性の化学肥料を、
5号鉢なら5~7粒くらい置き肥します。

・花がら摘み
花茎から摘み取ります。
花がすべて終わったら、全体を1/3に切り戻すと、
わき芽が伸びて2回目の花を楽しめます。

・病害虫
アブラムシの対策が必要です。
オルトラン粒剤を株元にまいて防除します。

kurukuru.gifPOINT!
・秋に10℃前後の気温に当てると花芽が付くようになる
・開花中は、とくに水切れさせないよう注意

>>サイネリア(シネラリア)の苗を見てみる