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コンペキソウ(フロックス)の育て方 栽培方法

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コンペキソウ、愛らしい形と色合い


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コンペキソウ、花壇や寄せ植えに


コンペキソウ(学名:Phlox Adsurgens)は、
ハナシノブ科フロックス属の多年草です。
5~6月ころに花の見ごろを迎えます。
別名フロックス、オイランソウ、などとも呼ばれています。

主な自生地は、アメリカ中部から東部の森林地帯です。
関連種は、シバザクラ、クサキョウチクトウ、
ツルハナシノブなどがあります。

細い葉が対生していて、花冠裂片に濃い色の筋が入ります。
草丈は20~30㎝で、直立した茎が多数ある株をもちます。
花色は、白、紫、ピンクなどがあります。

やわらかな花色が印象的です。
ボリュームのある株が鉢をにぎやかに飾ります。
甘い芳香をもつ園芸種もあり、
草花とともに、庭を華やかにしてくれます。


コンペキソウフロックス)の育て方 栽培方法

・置き場所
日当たりのよい、屋外で育てましょう。
夏は、午前のみが日なたになる半日陰で、
管理をするとよいでしょう。
できるだけ、雨に当てないようにする方が安心です。

・水やり
鉢の表土が乾いたら、たっぷり水をあたえます。
コンペキソウは、冬も水をあたえますが、
回数はやや少なめでもよいです。

・肥料
植え付けのときに、元肥をほどこします。
燻炭や緩効性化成肥料などでもよいです。
花が咲き終わる頃に、お礼肥として置き肥をします。

・手入れ
鉢のまわりに広がる根を整理します。
コンペキソウのタネ採取して、株の更新をします。

・植え付け・植え替え
春彼岸と秋彼岸のころが、植え付けの適期です。
水はけのよい用土に植え付けます。
桐生砂、硬質鹿沼土、日向砂などの、
混合土が適しています。

・冬越し
10月ころから休眠に入ります。
霜の降りる季節になってから、霜よけ対策をします。
土が乾きすぎない程度に、
鉢土の状態に応じて、水をあたえましょう。

・増やし方
コンペキソウは、株分けまたはタネで増やします。
春にタネまきをすると、
肥培がよければ、翌年開花株として生長します。
植え替え時に、株分けをします。

・病害虫
株が蒸れるとうどんこ病の原因になります。
風通しのよい環境に改善し、
夏は涼しくするようにします。

kurukuru.gifPOINT!
・日当たりのよい場所で育て夏は半日陰にする
・水はけをよい土に植え水やりはたっぷりとする
・毎年植え替えを行う