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チシマキンバイの育て方|春と秋に肥培を行います

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チシマキンバイ、花期は4月から8月、秋にも咲くこともある


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C)ゲキハナ 感激安心のお花屋さん


チシマキンバイ(学名:Potentilla Megalantha)は、
バラ科キジムシロ属の山野草です。
4~6月ころに花の見ごろを迎えます。
別名キジムシロ、オオバナキンバイ、などとも呼ばれています。

主な自生地は、北海道、千島列島、樺太列島の、
高山の岩場などです。
関連種は、イワキンバイ、メアカンキンバイ、
モモイロキンロバイ、ポテンティラ、などがあります。

キンバイの中では、花や葉が大きめです。
葉は3出複葉になりやや肉厚で、
梅に似た花を房状につけ、
全体が絹状の毛におおわれています。
草丈は約15~30㎝で、花色は鮮やかな黄色です。

山野草の中では育てやすく、
他の草花と、寄せ植えをすることもできます。
ロックガーデンとして、植えるのもよいです。
冷涼な気候をイメージしながら、
高山植物の持つ、たくましさを楽しめるでしょう。


チシマキンバイ育て方 栽培方法

・置き場所
年間を通して、通気性のよい日なたに置くのがよいです。
夏は風通しのよい、半日陰で管理をするのがよいでしょう。

・水やり
生育期には、1日1回水をあたえるようにします。
表土が乾いてないときは、あたえなくてもよいでしょう。

・肥料
元肥として、植え付け時に緩効性の肥料を、
ほどこします。
4~5月と9~10月に、1000倍に薄めた液体肥料を、
月に2回の割合で、追肥をします。

・手入れ
傷んだ葉や、花がらを摘んで清潔にします。

・植え付け・植え替え
小鉢から中鉢まで、
さまざまなバリエーションが楽しめます。
鉢底に、ネットとゴロ土をしき、
鹿沼土に桐生砂か軽石砂などを、
7:3の比率でなどで混合した、
水はけのすぐれた用土を用います。

植え替えは、毎年行うのがよく、
初夏か9月中旬~10月中旬に、作業をします。
古土を落とし、古い根を切り詰めてから、
植え付けるとよいです。

・冬越し
用土の乾き具合に応じて、水をあたえます。
寒さには強いので、
暖房などの対策は、しなくてもよいです。

・増やし方
株分けや実生で増やします。
生育が旺盛なので、株分けの方がやさしいでしょう。
植え替えの作業の時に、株分けも一緒にします。

・病害虫
アブラムシ対策が必要です。
オルトラン粒剤を株元にまいたり、
殺虫剤の散布などで、予防や駆除をします。

kurukuru.gifPOINT!
・風通しと水はけをよくして育てる
・春と秋に肥培を行う
・植え替えを毎年行う