ポインセチア、クリスマスにはぜひ育てたいです
ポインセチアの原産はメキシコから中央アメリカに分布し、
熱帯性の低木ですが、自生地では3m~7mの高さになります。
別名クリスマスフラワーと呼ばれ、クリスマスの時期には
園芸店にはもちろんのこと、街中のあちこちで飾られる鉢花です。
日本へは明治時代の中頃に入ってきました。
ショウジョウボク(猩猩木)の和名でも親しまれています。
派手に彩り豊かな部分は花びらではなく、葉っぱ(苞葉)です。
花は茎の先につくだけで、花びらは持っていません。
ポインセチアの新芽
■ポインセチア 冬の世話のしかた
1.冬の置き場所
ポインセチアは寒さに弱い鉢花ですが、
リビングの暖かい場所で暖房の温風が直接当たる環境は、
すぐに株が傷んでしまうので避けます。
またマメに霧水を吹きかけ、乾燥しないよう注意が必要です。
2.冬の室温管理
高い温度が理想ですが、昼と夜との気温差を15℃以内にしないと
差が激しすぎてかえって株を傷めることにつながります。
夜の最低温度が10℃ぐらいまで冷え込む時は、
日中は25℃以上にならないように注意が必要です。
夜の室温が低い時は水やりを控えめにします。
水を与えすぎると、根が腐ってしまうケースがあります。
もし気になる場合は鉢から株を抜き、根の状態を確認します。
周りの根が黒く変わっている場合は、過湿による根腐れです。
対処法としては水やりを中止し、
夜間室温ができるだけ冷え込まない場所へ鉢を動かし、様子をみます。