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ラズベリーの育て方|乾燥に弱いので水切れに注意します

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ラズベリーの実


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キイチゴの花


科名:バラ科
形態:落葉低木
英名:Raspberry
学名:Rubus
原産:ヨーロッパ、アメリカなど
開花:5月~6月中旬

   
「ラズベリー」と呼ばれている名前の由来は
ラズベリーを意味した古い方言raspに
berry(小さい果実)を加えたraspberryが語源です。

日本国内では生の果実が売られていることは少なく、
洋菓子、ジャム、ハーブティ、リキュール、
シロップ煮の缶詰などによく使われています。

・品種
赤実はサマーフェスティバル、インディアンサマー、
黄色い実はゴールデンクィーン、フォールゴールド
ほふく性があるものをデューベリーと分類ができます。


ラズベリー育て方 栽培方法

・苗選び
1品種で実がなるので、1本だけでも育てられます。
品種によっては、春と秋の2回収穫できるものもあるので
軸が太く品種がはっきりしたものを入手します。

・植え付け
11月下旬~3月上旬の間、日当たり、水はけのよい場所に植えます。
粘質土よりも赤土や黒土など軽い土の方が育てやすいです。
地下茎で新しい枝がのびるので、苗の2節ほどを埋め、高植えにします。

・剪定
ラズベリーは実がなった枝は翌年は実をつけません。
短枝が生えた古い枝をつけ根や地きわから切り戻します。
かわりに元気がよいヒコバエを10本ほど選び、
新しい枝として育てていきます。

ただし強く剪定しすぎると実のつき方が悪くなるので、
枝を選び順番に更新していくよう注意します。

・増やし方
ラズベリーは6月下旬~8月上旬に掘りおこし、
苗木を作ったり、挿し木で増やすことが可能です。 
若い枝を摘心した時に、10cmほどに切り挿し穂を作ります。

・施肥
2月ごろに、寒肥して骨粉と油かすを同じ量まぜたものを3握りほど、
9月ごろに追肥としてその半分を与えます。
窒素分はできるだけ控えるようにします。

・病虫害
カイガラムシ、アブラムシ、ハダニが発生しますが、
収穫前には薬をまくことは控えます。

風通しをよくしたり、ホースの水で虫を吹き飛ばすなど、
こまめに様子をみながら注意します。

kurukuru.gif育て方のポイント!
・古枝は実つきが悪くなるので、挿し木で新しい株を作り直します。
・放任すると枝が伸びすぎるので、数本の株立ち仕立てにします。
・寒い時期は北風を避け、土が乾かないようワラを敷き詰めます。