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フェイジョアの育て方|2~3月ごろ整枝と弱剪定をします

Feijoa mi.jpg
フェイジョアの若い実


科名:フトモモ科
形態:常緑大低木
英名:Feijoa
学名:Feijoa sellowiana
原産:南アメリカ
開花:6月中旬~7月中旬

   
「フェイジョア」と呼ばれている名前の由来は
スペインの植物学者フェイホアに因んだものと言う説があります。

別名「パイナップル・グァバ」と呼ばれ、
果実がパイナップル、リンゴ、バナナを混ぜたような甘い香りを
放つところから名前がつけられました。

西洋ナシとモモをあわせたような風味でビタミンCを豊富に含み、
風邪予防や疲労回復などに有効な果実です。

・品種
果実が大きいマンモス、晩生で香りがよいトライアンフ、
やや果実が大きなアポロなどたくさんの品種があり、
葉っぱに斑点が入る種類もあります。


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フェイジョアの花


フェイジョア育て方 栽培方法

・苗選び
フェイジョアは1本だけでは実が成りにくい性質を持っています。
また複数の木を植えても同じ品種同士では、
実が成りにくい性質も持っています。
異なる品種の木を1本ずつ用意した方が、
たくさんの実を成らすことが容易になります。

・植え付け
春の気温が落ち着いた4月中旬~5月中旬か、9月ごろに、
日当たりのよい場所に大きな植え穴を掘り、
堆肥をたくさん入れ込み高植えにします。

・剪定
フェイジョアは花芽と葉芽の区別がつきにくいため、
先端を全て落としてしまうと実がつかなくなる可能性があります。
強めの剪定は行わないようにします。

2月~3月ごろに地際から出る枝や、株の中にある弱くて短い枝、
込みあった枝を間引き剪定し、株が乱れてきたら、
伸びすぎた枝を切り、樹形を整えるようにします。

・増やし方
フェイジョアは実生、接ぎ木、挿し木で増やすことが可能です。

実生は冬の間乾燥しないようビニール袋などで保管しておいたタネを
3月上旬ごろにまき、芽が出るまで乾燥しないよう水を与えます。

接ぎ木は4月上旬、挿し木は6月下旬~7月中旬が適しています。

・施肥
2月と8月~9月の2回、油かすに骨粉を同じ量まぜたものを与えます。
あまり多く与える必要はありません。

・病害虫
コウモリガ、テッポウムシが発生したら、すぐに駆除します。

kurukuru.gif育て方のポイント!
・同一品種間では果実が出来にくいので、複数の品種を植えます。
・枝の先端近くに花芽ができるので、全体を刈り込むことは避けます。
・落果する時期が、収穫に適しています。