チューリップの球根は、度々、野ネズミの食害にあいます(写真はプリティプリンセス)
・折角発芽したのに突然枯れてしまった
・球根を植えたのに今年は咲かない
そんなときは、球根を掘り出してみてください。
球根にかじられた様子があれば、
野ネズミの食害の可能性が高いです。
にっくき野ネズミ♪
■チューリップ 食害対策
野ネズミについて色々調べてみましたが、
ネズミというのは、本当に色々なものを食べるそうで、
トマト、じゃがいも、りんご、小麦粉製品、石鹸、
などさまざまなものを食害するとされています。
ネズミのイメージとしては、チーズが大好物のように思えますが、
実は、野菜類、果物類の方が大好きで、
チューリップの球根もまた、ネズミの好物と言えます。
野ネズミにチューリップの球根を食害されないようにするには、
どんなことを行ったら良いのでしょうか?
球根はできれば鉢植えにします
1.地植えよりも、鉢植えにする
野ネズミの最大の特徴は、球根を掘り起こして食べるのではなく、
地中から、チューリップを食害することです。
そのため、地植えの方が野ネズミの食害にあいやすいと言えます。
鉢植えにすれば100%予防できるわけではないですが、
地植えにするよりは、圧倒的に食害を抑えることができます。
スイセンはかなり効き目があります
2.スイセンや、アマリリスを一緒に植える
スイセンの球根には毒があります。
スイセンをニラと間違って食べて食中毒になってしまった......、
というニュースがありますが、人間だけではなく、ネズミにも有毒です。
野ネズミはスイセンの球根を嫌がるので、
チューリップを囲うように植えれば、
チューリップの食害も予防することができます。
アマリリスも同様で、スイセンより球根が大きい分、
大きな効果が期待できそうです。
3.石灰窒素をまく
野ネズミは石灰窒素を嫌います。
これをまくことによって、野ネズミを防除することができます。
また、野ネズミが通る道を作ってしまう、
モグラの駆除にも一役買ってくれます。
モグラ自体は、チューリップを食害することはありませんが、
チューリップまでの土中の道を作るので、
駆除がチューリップの食害予防にも繋がります。
また、チューリップの球根を植え付けたまわりに、
細かいワイヤーネットで土中に壁を作る方法も有効です。