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クジャクサボテンの育て方|花芽を多くつける栽培

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クジャクサボテン、多数咲かせることができる

クジャクサボテン(Orchid cactus、学名:Epiphyllum)は、
サボテン科クジャクサボテン属、
中南米が原産の、森林性の多肉植物です。

豪華な花をつけ、月下美人は夜に花が咲きますが、
クジャクサボテンは、日中に花を咲かせます。

主な種類
・ラッパ咲き
・杯形
・菊咲き
・スイセン咲き
・風車咲き

園芸品種は、1000種以上にもおよび、花色も豊富です。
主に、赤、白、ピンク、オレンジ、赤紫、黄色などがあります。

サボテンの中でも、花がとても美しく、
開花期が待ち遠しい気持ちになるでしょう。
クジャクサボテンは、ふつうあんどん仕立てで楽しめますが、
小輪種ならハンギングにしても見栄えがします。

4~5月ころに苗を求め、
4月下旬~6月ころまで花が咲きます。


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クジャクサボテン、華やか


クジャクサボテン育て方 栽培方法

・苗選び
大きな茎節の、どっしりとしまったものが丈夫です。
花を多くつける品種か、よく確かめます。
また、つぼみの多いもので、
花が1輪咲いているものを、
確認してから選ぶのがよいでしょう。

・置き場所
春から秋にかけては、日光浴をさせ、
風通しのよい場所に置きましょう。

クジャクサボテンには、できるだけ、
直射日光がのぞましいのですが、
梅雨の時期は、雨除けをします。

冬場は、株が凍らない程度の低温(4~5℃)で、
管理するように、気を配ります。

・水やり
春から7月の初めころまでは、
鉢土が白っぽく乾いてから、
鉢底から水が流れ出るほどの量を、
たっぷりと与えます。
真夏は夕方の水やりがよいでしょう。

8月~11月には、水やりの回数を、
少しずつ減らしていき、
冬の12~2月は、水やりを控えます。

・肥料
5月と9月下旬に、薄めの液肥を施します。
10日に1回くらいでじゅうぶんです。

・植え替え
クジャクサボテンは、2年に1度植え替えをしましょう。
植え替えの適期は、花が終わってから、
5月半ば~9月がよいでしょう。
ただし、真夏の植え替えは避けます。

鉢土を1/3から半分ほど落としてから、
長く伸びた根や傷んだ根を切ります。
株を2~3日陰干しをし、水はけのよい培養土に植え替えます。

または、赤玉土・腐葉土・鹿沼土・燻炭・牛糞堆肥を、
3:2:1:1の配合の用土を用いてもよいでしょう。
鉢底には、ゴロ土も入れて下さい。

植え付け後4~5日は、水を与えずに、
しばらく明るい日陰におき、
根付いてから戸外に出します。
午前中は、日光のよく当たる、
風通しのよい場所で育てます。

・病害虫
ナメクジやカイガラムシを見つけたら、
取り除いて始末します。

kurukuru.gifPOINT!
・花芽を多くつけるには8月以降の水やりをひかえる
・2年に1回の植え替えをする
・冬はやや低温にあてる

>>クジャクサボテンの苗を見てみる