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木立ベゴニアの育て方|湿度を保って栽培

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木立ベゴニア

木立ベゴニア(Cane-stemmed、Erect stemmed Begonia、
学名:Begonia spp)は、シュウカイドウ科ベゴニア属、
南米、南アフリカが原産の非耐寒性常緑多年草です。

花が咲いていない時期は、観葉植物としても鑑賞できます。

主な種類
・茎が直立する系統
・ほうき状の株立ちする系統
・つる性の系統
・多肉茎の系統

このほか、四季咲きや一季咲きがあります。
人気品種の代表格としては、
リッチモンデンシス、ホワイトシャンデリア、
ミセスハシモト、オレンジルブラ、カカリギ、
ローラエンゲルバードなどがあります。

花色は、白、ピンク、赤、オレンジなど、豊富です。

上に向かって伸びる木立ベゴニアは、
シャンデリアを連想する、華やかな花房を付けます。
鉢植えにとどまらず、ハンギングバスケットにしても、
たいへん豪華な花を楽しむことができます。

植え付けは、春、初夏、秋の初めで、
開花期は4月中旬~10月中旬ころまでです。

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木立ち性ベゴニアの花


木立ち性ベゴニア育て方 栽培方法

・鉢選び苗を求める時は、茎の形状と花の咲き方を見ます。
花が付いている株を選ぶときは、茎が丈夫で太く、
節が詰まっているもので、
下葉がきれいで落ちてないものがよいでしょう。

若い花房がたくさんついてると、花がたくさん咲く株です。
葉が厚く、傷や病気がついてないものが、好ましいです。

・植え付け
植え付けの適期は、3月下旬~4月上旬のサクラの咲くころと、
6月中旬~7月中旬と、涼しくなる9月中旬~下旬です。
腐植質が豊富に含まれる培養土を
用いて植えつけます。
草丈が高くなるものは、
根が深くなる性質があるので、
深めの鉢がよいでしょう。

・置き場所
冬場は、ガラス越しの日光に当てて育てます。
最低気温は5℃は必要なので、
霜に当てないよう気を配ります。

生育期の4月ころからは、戸外で管理することが可能です。
梅雨の時期は、テラスや軒下などに置くとよいでしょう。
秋までは、風通しのよいところで、
直射日光は避け、寒冷紗で遮光させると、
育ちがよくなります。

・水やり
木立性ベゴニアの鉢土が乾いたら、水を与えます。
真夏は、涼しい時間帯の、朝と夕方に水やりをします。
空気が乾燥している環境では、
花や葉が落ちやすくなります。
鉢の周りに水をまいたり、

冬も霧吹きで葉水を与えてあげましょう。
冬の水やりは、は週に1回程でよいでしょう。

・肥料
生育期間のみ肥料をほどこします。
5月ころ、油かすに骨粉を同じ量を加えた固形肥料、
または化成肥料を置き肥します。
鉢の周りに埋めるようにするのがよいです。
4~10月の開花時には、週に1回、
1000倍に薄めた液肥を追肥しましょう。

・増やし方
5月下旬~6月、9月中旬~10月上旬に、
挿し木で増やせます。

・病害虫
うどんこや灰色かび病の予防と対策には、
ダコニールなどの殺菌剤を散布します。
ハダニには、ケルセンなどの殺虫剤で対応します。

kurukuru.gifPOINT!
・油かすの与えすぎは花がつきにくい
・遅霜の心配がなければ、戸外で育てる
・打ち水や霧水で、空中湿度を保つ

>>ベゴニアの苗を見てみる