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球根ベゴニアの育て方|日照と温度に気をつけて栽培

Tuberous begoniaA.jpg
球根ベゴニア、大人っぽいベージュ系


球根ベゴニア(Tuberous begonia、
学名:Begonia×Tuberhybrida)は、
シュウカイドウ科ベゴニア属、
アンデス高山地帯が原産の春植え球根花です。

世界でも豪華な花とよばれるほど、
大輪の花が美しくてみごとです。

主な種類
・スタンドタイプ
・マルチフローラタイプ
・ハンギングタイプ
・カメリア咲き
・カーネーション咲き

草丈は15~60cmほど、
花は大きいもので15cmくらいの花径です。
花色は、赤、オレンジ、ピンク、白、赤紫、など豊富です。
栽培環境は、若干気むずかしいですが、
花が咲くのを楽しみにしながら、
育ててみるのもよいでしょう。

球根の植え付けは4月上旬に、開花期は6月~9月ころです。


Tuberous begoniaB.jpg
球根ベゴニア、赤はスタンダードな魅力


球根ベゴニア育て方 栽培方法

・苗選び
枝が太く、よく分枝しているもので、
全体に丈夫な感じの草姿がよいでしょう。
葉は肉厚なものや、
表面が艶やかなものを選ぶようにします。

・置き場所
明るめで、風通しのよい環境を好みます。
花を咲かせるには、
長時間の光をあてるようつとめます。
日照時間が足りない場合は、
電灯の照明を当ててもかまいません。

春と秋は、直射日光を避け、
寒冷紗などで遮光するなどします。
真夏は、半日陰で管理をし、
30℃未満になるようにするのがよいでしょう。

・水やり
1日に1回水やりを基本としますが、
鉢土が過湿にならない程度に管理します。
土が乾いたらたっぷりあたえましょう。
なお、水やりの時には、
鉢周りにも打ち水などをし、
涼しい環境にするなども大切です。

・肥料
2週間に1回ほど、液肥を追肥します。

・掘り上げ
花が終わっても、引き続き日光のよくあてながら、
肥料も与えて球根を太らせます。

株が枯れてしまったころが、
球根ベゴニアの掘り上げのタイミングです。
球根をほりげたら、古い根を切り、
水ゴケで保護して翌春まで保管しましょう。

・植え付け
球根ベゴニアの植え付けは、4月上旬がよいでしょう。
土は清潔な新しい培養土に植え付けます。
水はけのよいものが適しています。

・病害虫
花がらや枯れた葉をまめに取りのぞき、
灰色かび病を防ぎましょう。
薬剤を使う場合は、ベンレート乳剤などを用います。
うどんこ病には、サプロール乳剤を散布します。

アブラムシにはスミチオン乳剤で対応し、
ホコリダニにはオサダン水和剤を用いて、
それぞれ駆除しましょう。

kurukuru.gifPOINT!
・夏には気温が30℃に達しないように気を付ける
・生育する春と秋には、月に2回ほど液肥をあたえる
・1日に14時間以上、日に当てるようつとめる

>>球根ベゴニアの球根、苗を見てみる