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フクシアの育て方|環境の変化を少なく栽培

  • 投稿日:
  • by flower777
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FuchsiaA.jpg
フクシア、コントラストが華麗な品種


FuchsiaB.jpg
フクシア、八重咲き


フクシア(Fuchsia、学名:Fuchsia)は、
アカバナ科フクシア属、
熱帯アメリカ、メキシコなどが原産の、
半耐寒性常緑広葉低木です。
別名ツリウキソウ、ホクシャ、
レディースイヤドロップスなどとも呼ばれています。

主な種類
・一重咲き
・八重咲き
・半八重咲き
・下垂性タイプ
・立ち性タイプ
・叢性タイプ

フクシアの原種は100種ほどあり、
園芸品種は、およそ2000種くらい、
存在するといわれています。

下を向いて、うつむき加減に咲き、
とっても美しい花を、咲かせることから、
欧米を中心に、
「貴婦人の耳飾り」とよぶ事もあります。

草丈も、30cmの低木のものから、
10mを超すものまでさまざまです。
花色は、ピンク、赤、白、褐色、オレンジ、紫など多彩で、
単色でないものが多いです。

色の名前、マゼンタも、
フクシアの花が由来となっています。
エレガントな色彩と花形から、
女性らしさを感じることができるでしょう。
吊り鉢や、目線に近い位置に花が見えるように、
コンテナや鉢の高さを工夫すると、
さらに花が引き立ちます。

植え付けや植え替えなどは、
3月下旬~4月上旬が適期で、
開花期は4~7月ころです。


FuchsiaC.jpg
フクシア、樹形もきれい


フクシア育て方 栽培方法

・苗選び
鉢花、苗が、3月下旬~6月にかけて、
園芸店、通販に出回ります。

枝が適度にしまっていて、
鉢と均整がとれたものがよいでしょう。
葉につやがあるものがよく、
つぼみが多めのものが、花を楽しめます。

・置き場所
フクシアは、春と秋には、
日当たりのよい屋外で管理します。
夏は明るめの日陰の、涼しいところがよいです。
冬には、室内の窓辺に置き、
3℃以下にならないような、環境にします。

急激な環境の変化はさけ、
特に室内と戸外の出し入れなどは、
葉やつぼみを落とす心配があります。

・水やり
春と秋の水やりは、
鉢土の表面がしっかり乾いてから、
たっぷりあたえましょう。
夏は過湿による根腐れに気を配りながら、
霧吹きで全体に葉水を与えたり、
打ち水などをして涼しくします。
冬は乾かし気味でもよいでしょう。

・肥料
フクシアには、リン酸とカリを多めにほどこします。
春と秋に、月に2回ほど液肥を与えます。

・植え替え
冬越しを終えたら、枝を思い切って剪定して、
植え替えます。
適期は3月下旬~4月上旬に、作業を行いましょう。
用土は、赤玉土・腐葉土・鹿沼土を、
5:3:2の割合で配合します。

5号鉢くらいの鉢花で育てたい場合は、
5~6月の初夏に挿し木をします。
越冬させたものを、暖かくなった春に、
同様に、枝を切り詰めて、
植え替えるとよいでしょう。

・病害虫
殺菌剤による散布をして、
黒斑病や灰色かび病を、
予防するのがよいでしょう。

kurukuru.gifPOINT!
・夏は高温多湿にならないようにする
・温度や日当たりの環境を安定させて管理する
・冬は低温を避けて乾かし気味で冬越しする

>>フクシアの苗を各種見てみる