ユリオプスデージーの花
ユリオプスデージー、横から見たところ
ユリオプスデージー(Euryops daisy、
学名:Euryops pectinatus)は、
キク科ユリオプス属、
南アフリカ原産の、半耐寒性常緑多年草です。
別名グレイリーブドユリオプスなどとも呼ばれています。
他の花が終わる晩秋から冬に、
鮮やかな黄色の花を咲かせる、
貴重な存在です。
主な種類
・マーガレットコスモス
・ティアラミキ
草丈は60~70cmほどですが、
園芸店には、矮性の鉢花が、
よく流通しています。
葉は灰緑色をしていて、切れ込みがあります。
庭植えでもよく育ち、鉢花で楽しめるほか、
玄関や窓辺を、元気いっぱいに飾ってくれます。
苗は5月下旬~6月上旬に植え、
開花期は、11月~5月上旬まで咲きます。
ユリオプスデージーのアップ
■ユリオプスデージーの育て方 栽培方法
・苗選び
茎の太いどっしりしたものを選びます。
下の葉が、枯れ落ちているようなものは、
避けましょう。
・植え付け
ユリオプスデージーは、鉢花として楽しむほか、
寄せ植えのアイテムとしてもよいでしょう。
いずれも、水はけのよい、
草花用培養土を用いて、植え付けます。
・置き場所
暖地で管理する場合は、日のよく当たり、
北風が当たらない屋外で管理します。
寒地で育てる場合は、
室内の日光が入る、窓辺に置きましょう。
春から晩秋にかけては、長雨の当たらない、
風通しのよい明るい場所がよいです。
・水やり
ユリオプスデージーは、過湿を嫌うので、
鉢土の表面がしっかり乾いてから、
水をあたえます。
・肥料
5月~7月中旬までは、薄めの液肥を、
10日に1回くらいほどこします。
9月中旬~10月中旬にも、
同様に薄めた液肥を、追肥しましょう。
・植え替え
ユリオプスデージーは、生育がたいへん旺盛です。
植え替えをするには、3~5月、
または、9~10月に作業をします。
古土を軽く落として、
水はけのよい肥沃な土に植えます。
POINT!
・梅雨の時期は雨に当てないようにする
・暖地は戸外で管理では室内の窓辺で冬越しをする
・一年を通して過湿にならないように管理をする