フジ(藤)、楽しみ方はいろいろ
日本にはヤマフジとノダフジの2種類が自生しています。
古くから縁起木として日本人に愛されてきた花木です。
池のそばによく見られることからわかるように、
湿気が多く、やや粘質土を好みます。
つるを放置しておくと花芽がつかなくなります。
7月ごろに長くのびたつるを切り戻し、短い枝を残します。
最近では棚仕立てだけではなく、
壁にはわせたり、株仕立てや鉢植えにしても、
鑑賞を楽しむことができるようになりました。
妖精がたくさん集まっているようです
■フジ 移植の注意点
1.移植時期
フジの移植時期は、落葉期の11月~3月が適しています。
根を切ってしまわないよう、十二分に注意します。
理由はフジは根を切ってしまうと花が咲かなくなったり、
幹が腐ってしまうからです。
みごとです!
2.移植のコツ
フジの根を全く切らないで移植は大変難しいので、
ていねいに根の周りを掘ります。
太くて長い根を切り詰めず、できるだけ根の先まで掘り上げます。
掘り上げた根は折らないよう、ていねいにまとめて植えつけます。
土を落として根を長く掘る作業は、
簡単そうに見えて実は難しく重労働です。
専門家に任せた方が、失敗は少ないでしょう。
白いフジも最近は人気です