スポンサードリンク

クリーピングタイムの育て方|収穫しつつ剪定し風通しをよく

Creeping thymeB.jpg
クリーピングタイム、開花の時期


クリーピングタイム(ワイルドタイム)は、
ヨーロッパ原産のシソ科の常緑低木です。

匍匐性の植物で横に広がり茂るので、
鉢植えからグランドカバーにも適しています。
クリーピングタイムは、
耐寒性が強く手入れも楽です。

そして、病害虫にも強く、
ほとんどの場所に適してよく育ちます。

花言葉は、「健康」「長寿」。


クリーピングタイムワイルドタイム)の育て方栽培方法

・タネまき
発芽適温は、15~25℃、
タネまき適期は、4~6月、9~10月です。

発芽後本葉5枚くらいで、
株間20~30㎝間隔に定植します。

あるいは苗を購入して植えつけてもよいです。
いずれも2年目から収穫できます。

・用土
鉢植え、プランター植えの場合は、
赤玉土7対腐葉土3の割合で、
水はけを良くするのがよいでしょう。
庭植えにする場合、酸性土壌が苦手なので、
植え付け2週間前に石灰を混ぜ込んおきます。

・置き場所
強い植物で日陰でも育ちますが、
日当たりと風通しのよい場所のほうが、
葉の色も良く花も多くつき元気に育ちます。

耐寒性は強いので冬でも外で栽培できますが、
霜の被害で葉が枯れてしまうことがあります。
暖かくなると新芽が出てきますが、
ワラや腐葉土などで防寒すると安心です。

乾燥気味の環境を好むので、鉢やプランター植えでは、
長雨のときなどは、雨のかからないところに、
取り込んであげます。

・肥料
植え付け前に土に緩効性肥料を混ぜ込みます。
その後の追肥は、3月~11月まで、
液体肥料か固形肥料を与えるようにします。
真夏は、肥料は不要です。


Creeping thymeA.jpg
クリーピングタイムの緑もきれい


・栽培のコツ
基本的には、放任してもだいじょうぶです。
伸び過ぎてきたら収穫しつつ切り戻します。

クリーピングタイムは、高温多湿に弱いので、
梅雨前に、混んでいるところを半分ほど刈り込みます。

・植え替え
タイムは生長が早い植物なので、
小さい鉢に植えていると根づまりをおこします。
鉢底から根が出てきたら植え替えます。
春か秋が植え替えの適期です。

・増やし方
株分けか挿し芽で、春か秋に行います。

・利用方法
収穫は、若葉を摘み取って使います。
ハーブティー、サラダとなどに楽しめます。

殺菌、消化促進などの効き目があり、
風邪をひいたときにも効果があります。

kurukuru.gifPOINT!
・高温多湿に弱いので梅雨前に刈り込む
・肥料は少なめに栽培する
・根詰まりしやすいので、植え替えを

>>クリーピングタイムの苗を見てみる