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シェフレラの育て方|日当たり、水はけ良く栽培します

Schefflera arboricolaA.jpg

Schefflera arboricolaC.jpg

シェフレラ(Schefflera arboricola)は、
昔はホンコンカポックと、
間違った名前で呼ばれることが多かった観葉植物です。

8枚の小さな葉がまとまって成り立つ葉は、
生長すると新しい葉の形が変わります。

緑色の葉が特徴的な「ホンコン」だけではなく、
斑点が入った種類、葉がとがっている種類、葉が細長い種類など
園芸品種も多く出回るようになってきています。

下の葉が落ちながら茎が伸びてきますが、
まっすぐに伸ばすには、支柱を使って止めつけて育てます。


シェフレラ仕立て方

良く出回っているのは、
中~大鉢にシェフレラを何本か寄せて、
植えていることが多いです。

小さいうちに手に入れた株は、
生長するにつれて茎が曲がって伸びますが、
あえてそのままにしておくのも楽しめます。

自分の好きな高さで切り戻せば、その下からわき芽が伸びるので
さまざまな樹形をつくって楽しむことも可能です。


シェフレラ育て方 栽培方法

・置き場所
シェフレラは日当たりの悪さや寒さには耐える観葉植物で、
関東地方の南部以西では、軒下で冬を越しているケースを良く見かけます。

一年間を通して良く太陽光に当てながら育てるのが理想的で、
節と節との間も詰まり、がっちりとした株に育ちます。

部屋に置く場合も、
できるだけ日当たりの良い場所に置くと元気に育ちます。

・水やり
生長が盛んで水やりが多すぎると、
茎や枝が通常以上に長く軟らかく伸びてしまいます。

春から秋は、水を欲しがりますので、
鉢の土が乾いてから水を与えますが、

乾燥には、比較的強い観葉植物です。

・仕立てなおし方
寄りかかるようにぐんぐん伸びていくのは、
シェフレラ本来の姿です。
まっすぐ育てたい時は、支柱などにとめる誘引が必要です。

また大きくなってくると地上部から空気中に出た根が伸び、
形の異なる葉が出て、下の葉が落ちてきます。
また環境が激しく変わると、落葉するケースもあります。

ある程度の高さまで大きくなったら、
切り戻して新しい芽を伸びるような環境にします。

・挿し芽とり木
切った部分は茎さしや芽ざしにできます。

また形のよい部分だけをとり木にして、
仕立てるのも方法のひとつです。

とり木をした後は親株を掘り出した時に、
根と根のまわりについている土を少し崩し、
新しいシェフレラを栽培するために使う土を使って植え替えます。

・施肥
シェフレラの株が小さい時は、液体肥料で生長を促しますが、
鑑賞株の大きさになったら緩効性化成肥料を年に1~2回程度与えます。

・病害虫
カイガラムシが発生したらこすり落とします。

kurukuru.gif育て方のポイント!
・日当たりよく水はけよく育てる
・まっすぐ伸ばして育てるには支柱を立てて誘引する
・耐寒温度は5℃前後、寒さに比較的強い