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シッサスの栽培|寒さに弱い品種もあるので確認して

  • 投稿日:
  • by flower777
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シッサス アマゾニカ


Cissus (1).jpg
シッサス ヘンリアーナ


シッサス(Cissus)は、
ロンビフォリア、エレンダニカ、アンタルクティカなど、
多くの品種が見られますが、同じ仲間とは思えないほど、
葉色も形もかなり異なります。

これは、シッサスの仲間が、
世界の亜熱帯や温帯に広く分布しているので、
自生地によってつる性だったり多肉種だったりします。

観葉植物として手入れをしたシッサスは、
つる性で葉も枝も多く出るため、こんもりとまとまります。


シッサス仕立て方

ヘゴ柱やあんどん仕立てにしたり、
釣り鉢から垂らしたりして、つるをからませます。

セイシカズラは葉模様が複雑なので、
小さな鉢で生長させても人目を惹く存在感がある観葉植物です。


シッサス育て方 栽培方法

・置き場所
冬、シッサスは、多くの種類は部屋の中へ取り込めば大丈夫ですが、
セイシカズラはとても寒さに弱く、
室温は最低でも12度をキープしないと株が傷みます。

日陰でも良く耐えますが、生長期は沢山太陽光を浴びさせて、
丈夫な株作りを心がけます。

気温が低くなったら日当たりの良い窓辺に置き、
夜はビニールなどで覆って寒さから回避します。

釣り鉢なら高い場所に置いて飾っているので、
床置きよりは暖かさをキープしやすいです。

・水やり
乾燥には強く、過湿を嫌う観葉植物です。

鉢の土が乾いたのを確認してから水を与えます。
冬はもっと控えるようにし、寒さに耐えられるよう準備します。

・仕立てなおし方
シッサスは摘芯をしながらつるを増やすほうが、
美しい株姿を楽しめます。

伸びたつるはその都度誘引していかないと、
だらしないイメージになってしまいます。

大きく生長し下の葉が落ちてきたら、
根詰まりの可能性があるので確認後、植え替えを行います。

この時躊躇なく地上部を切り戻すと、
また新しい芽が伸びて仕立て直すことができます。

・挿し木
切り取ったつるは、葉の残った箇所を挿し穂にして、
葉を半分に切り、挿し木をします。

根が生えてきたら鉢に植えつけ、
新しい葉が生長したところで摘芯を繰り返し、
株の姿を美しく整えます。

・施肥
気温が高い時にシッサスの成長具合を確認しながら、
緩効性化成肥料を2ヶ月に1回程度与えます。

葉の色が悪い時は、液体肥料で様子を見、
肥料の与えすぎで間伸びしないよう注意します。

・病害虫
ハダニやカイガラムシが発生したらこすり落とします。
乾燥すると出やすくなるので時々葉水をかけ、
見つけた時は薬剤を撒きます。

kurukuru.gif育て方のポイント!
・水やりは乾かし気味にする
・つるはこまめに摘芯する
・品種によっては寒さに弱い場合があるので注意する
・耐寒温度は、ほとんどが5℃、ディスカラー種は15℃