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フィットニアの育て方|越冬は15℃以上の環境で

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フィットニアのシロアミメグサ


Fittonia verschaffeltii.jpg
フィットニア、アカアミメグサ


フィットニア(Fittonia verschaffeltii)は、
はっきりとした網目模様が特徴的で、
別名アミメグサとも呼ばれます。

葉の色によって、シロアミメグサとアカアミメグサに分類されます。

中でも葉のサイズが大きくならない、
シロアミメグサ「ミニマ」が、よく出回っています。

茎が地上を這うように伸び、
鉢土からあふれんばかりになりますが、
湿気を好むのと、屋外では寒さにやられてしまうため、
グランドカバーには適しません。


フィットニア仕立て方

寄せ植えやテラリウムで根締めとして、
他の観葉植物の株元によく栽培されます。

葉のサイズが小さく模様も繊細なので、
ミニ観葉から小鉢位で愛らしく栽培する方が、
フィットニアの雰囲気を楽しむことができます。

大きく育てるとしても、ダラッと茎を垂れさせないで、
刈り込んでこんもりとまとめるようにします。


フィットニア育て方 栽培方法

・置き場所
フィットニアは南アメリカのアンデス地方が原産の観葉植物で、
高温多湿を好み、強い太陽光では葉が焼けてしまいます。

冬は部屋の明るい窓辺に置きますが、
春から秋は直射日光を浴びないよう、
レースのカーテン越しの光があたる場所に、
特に夏は風通しの良い明るい日陰に置きます。

冬は部屋に置いても寒さに弱く休眠状態になるため、
夜間は発砲スチロール箱に入れたり、ビニールで覆ったりして、
保温に気を配ります。

・水やり
葉が鉢全体を覆っているので、土の乾き具合を指で確認し、
葉に水がかからないように水やりをします。

寒さ対策として冬は、かなり水を控え、
霧水を沢山かけて湿度を保ちます。

萎れかかっていた葉も、根がしっかりと生えていれば、
湿度が高まれば元気になります。

・仕立てなおし方
茎が伸びたら3節を残して摘芯を繰り返し、
わき芽を多く伸ばして草姿を作ります。

だらしなく伸びてしまった株は切り戻し、
明るい場所に移動してから新しい芽を丈夫に伸ばします。

これを繰り返していくと、
こんもりと葉が集まってまとまってきます。
しかし鉢の真ん中あたりから萎れてきた時は、
風通しが悪く株が蒸れているのが原因です。

・挿し木と株分け
元気な茎葉部分をつかって挿し木をするか、
傷んだ茎や葉を切り戻し、株分けをして再生します。

・施肥
2ヶ月に1回、緩効性化成肥料を与え、
気温が高い時に生長を促します。

・病害虫
込み入った葉の陰にカイガラムシが発生するケースがあるので気をつけます。

kurukuru.gif育て方のポイント!
・こまめに摘芯や切り戻しでかわいらしいサイズで育てる
・葉が密集した時に株が蒸れないように注意
・越冬温度は15℃以上、寒さには弱いので保温に気をつける