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ユッカ(青年の木)の育て方|根付かないうちは水やりを控えめに

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ホワイトサンズとユッカ


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ユッカ(Yucca)は青年の木とも呼ばれているエレファンティペスが、
朴もの仕立てにされて良く流通しています。

朴ものといえば幸福の木(ドラセナ)も多いですが、
本種は葉が垂れさがらないで立ちあがり、先が少し尖ります。

庭植えにして楽しむイトランやキミガヨランも、
ユッカの仲間でもっと先が尖り、刺さってしまうほどに生長します。
*朴もの(朴物・ぼくもの)中米などから輸入される幹から新芽を出させた株のこと


ユッカ仕立て方

ユッカは太い幹から葉が出る形で楽しむ観葉植物です。
ミニ観葉のようなサイズでも、大鉢に3~4本寄せ植えをしても、
形は変わりません。

切り口のすぐ下から1~2芽が伸びるので、寄せ植えにする場合は、
茎の高さを変えて釣り合い良く葉の位置を決定します。


ユッカ育て方 栽培方法

・置き場所
毎年、太陽光を当ててしっかりとした葉を出させます。
太陽光不足になるとひょろひょろとしたり、葉が垂れ下がったりして、
太い幹とバランスがとれなくなります。

冬は部屋に取り込み、明るい窓辺に置けば、保湿は不要です。
ただし、根が少ない時は出来るだけ気温が高い場所に置きます。

・水やり
朴ものは挿し木によって根を出させているので、
まだ根がしっかり出ていないものもあるので気をつけます。

ユッカは大きくなりやすい品種なので、
水やりを控えめにするのが失敗を少なくするコツです。
特に冬か湿度が高すぎるとの根はもちろん幹が腐ることもあるので、
なるべく乾かし気味に管理します。

・仕立てなおし方
ユッカは幹や根が腐ってくると、地面の近くから倒れたりぐらついてきます。
水を切り、気温の高い場所に移して、これ以上ひどくならないように対処します。
気温が上がってきたら腐っていない部分で切り取り、挿し木で回復を待ちます。

大きく生長しすぎたら新しい芽を切り伸びを止めると、下から新芽が出てくるので、
その上で切り詰め短くします。

切り口は傷みやすいので、根腐れ防止剤や石灰をまぶしたり、
上の方なら接ぎろうを塗って処理します。

水はけが悪くなった場合は、水はけの良い新しい土に植え替えをします。

・施肥
気温が高い時期には緩効性化成肥料を1~2回与えます。
多く与えすぎると生長しすぎるので、姿が乱れないよう控えめにします。

・病害虫
乾燥しているとカイガラムシがつくことがあります。
見つけ次第こすり落とします。

kurukuru.gif育て方のポイント!
・根がしっかり出ていない間は、水やりを控えめにする
・低温時や暗い場所でも水やりは減らして過湿を避ける
・越冬温度は5℃以上、太陽光を当ててがっちりとした葉を出させる