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コリウスの栽培 日当たりで美しい葉色に

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  • by flower777
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ColeusA.jpg
コリウス、シンプルな緑系


ColeusB.jpg
コリウス、赤系統もきれい


コリウス(Coleus)は、ジャワ島原産のシソ科の植物です。
初夏から秋にかけて見ごろになる、葉が見事な観葉植物です。
エンジ色、オレンジ、黄色、サーモンピンクなどの葉に、
緑の縁取りの葉がポピュラーな品種です。
寄せ植えの彩りに欠かせない植物として人気です。

開花期は6月~10月で、
シソの花のような小さな穂状の花を咲かせますが、
株全体が疲れてしまうので、
花は早めに花茎ごと摘み取ってしまいます。

日本では一年草とされていますが、現地では宿根草です。
冬に暖かい室内で管理すれば、越冬も可能です。


コリウス育て方 栽培方法

・タネまき
コリウスのタネは、5月頃、ピートバンにばら蒔きにします。
タネが非常に細かいので、取り扱いには注意が必要です。
光があると発芽率が上昇する好光性なので、
土はかけず、乾かないように新聞紙などをかぶせます。

一回り大きな鉢に水を張り、
ピートバンを水に浸して底面吸水にします。

・植え替え
5月下旬~6月上旬、本葉が2~3枚になったら、
3号ポットに植え替えます。
赤玉土(小)6:腐葉土3:バーミキュライト1など、
清潔で水はけの良い培養土に、
緩効性化成肥料を3g/L混ぜ込んで使用します。

・定植
コリウスの根がいっぱいになったら、
4.5~5号鉢に植え替えます。
プランターの場合は、15~20cm間隔で定植します。
色違いのコリウスや、他の草花と寄せ植えにしても楽しいです。

先端を摘むと、わき芽が伸びて来てボリュームが出ます。
わき芽が伸びてきたら、また先端を摘んで、
更にわき芽を出していくと、
バランスよく茂った株になります。

・置き場所
コリウスは日光を好むので、日当たり、
風通しの良い場所で管理します。
日光が少ないと、葉が美しく色づきません。
また真夏の直射日光に当たると葉焼けをしてしまうので、
明るい日陰に移動します。

・水やり
乾燥に非常に弱いため、水切れしないように注意して、
土の表面が乾いたら水をたっぷり与えます。

・挿し芽
コリウスの挿し芽は、花の咲いていない若い枝で行います。
5~6cmの長さに切り取って下葉を落とし、
1時間ほど水揚げをしてから赤玉土(小)に挿します。
発根したらポットに植え替えます。

・施肥
多肥を好むので、植え替え、定植時に、
緩効性化成肥料を3g/L、元肥として混ぜ込みます。

・病虫害
アブラムシやコナカイガラムシがつくことがあります。
薬剤で防除します。

kurukuru.gifPOINT!
・日当たりが少ないと葉が美しく色付かない
・挿し芽で容易に増やせる
・多肥を好むので、植え替えや定植時に肥料を