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クリスマスローズの育て方|寒さに強く栽培しやすい

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クリスマスローズ、ボリュームをもたせてもきれい


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クリスマスローズ、可憐な白


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クリスマスローズ、人気の黒


クリスマスローズ(Christmas rose、学名:Helleborus)は、
キンポウゲ科クリスマスローズ属、 
東ヨーロッパ、中央アジア原産の多年草です。

別名ヘレボラス、ヘレボルス、レンテンローズ、
などとも呼ばれ、たいへん人気のある花です。

花言葉は、「いたわり」「追憶」「私を忘れないで」「スキャンダル」など。  


主な種類
・ヘルボレス・ニゲル
春咲きクリスマスローズ
12月ころから開花
1本の茎から、白の花が一輪咲く

・レンテンローズ
ヘルボルス・オリエンタリス系の園芸種
2~4月に開花
花色は白、ピンク、紅色、緑、覆輪など

クリスマスローズは、寒さや日陰にも強く、
丈夫で育てやすいです。
うつむいたスタイルで咲く姿が、
愛らしさをもたらしてくれます。

いずれも、植え替えは9月~10月上旬に行い、
12~5月はじめまで、花が咲きます。
多くの品種は春に花が咲きます。


クリスマスローズ育て方 栽培方法

・苗選び
葉の色つやのよく、つぼみが多いものを選びます。
間延びがない、しまりのよい株が丈夫です。

・置き場所
花が咲くまでは屋外で管理します。
花が咲いたら、日当たりのよい室内に置きます。
レースのカーテン越しの光に当たる程度がよいです。
夏のベランダや、暖房の風はよくありません。

高温多湿を嫌いますので、注意が必要です。
また、エアコンの冷風が、
直接当たるようなところは、避けましょう。

・水やり
土の表面が乾いたら、たっぷり与えます。
夏の水やりは、控えめでかまいません。

・植え替え
植え替えの適期は、9月~10月上旬におこないます。
鉢の中の根がいっぱいになっていたら、
植え替えが必要です。

古土を落とし、ひと回り大きい鉢に植え替えますが、
普通の鉢または深めの鉢がおすすめです。

赤玉土(小)・腐葉土を7:3の割合で配合した培養土に、
緩効性の化学肥料を、まぜたものを施します。

・増やし方
クリスマスローズは、株分けで増やせます。
時期は、植え替えをする秋がよいでしょう。
株が成長して混みあったものを、
鉢から抜いて古土を落とします。

2~3芽ずつに、手作業で分けて、
ひと回り大きな鉢に植え替えます。
培養土には、緩効性の化学肥料を混ぜます。
また、タネまきで比較的容易に増やせます。


・肥料
鉢植えを購入してから1か月ほどたったら、
緩効性の化学肥料を与えます。

クリスマスローズは、石灰を好みます。
苦土石灰や過リン酸石灰を、
少々施すのもよいでしょう。

・病害虫
アブラムシ対策として、
オルトラン粒剤を株元にまきます。

kurukuru.gifPOINT!
・株分け、タネまきで増やせる
・高温多湿が苦手
・根が回ったら植え替えをする

>>クリスマスローズの全種を見てみる