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アルストロメリアの栽培方法|休眠期に清潔な用土に植え替えて

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アルストロメリア、愛らしいピンク


AlstroemeriaB.jpg
アルストロメリア、元気なイエロー


アルストロメリア(Lily Of The Incas、
学名:Alstroemeria)は、アルストロメリア科
アルストロメリア属、
南アメリカが原産の秋植えの球根花です。
別名ユメユリソウ、ユリズイセン、インカのユリ、
などとも呼ばれています。

初夏にハナショウブが終わるころ、
名前通りの西洋風のユリが咲きます。

主な種類
・マズルカ
・オーレア
・リグツ
・ペレグリナ
・ドクターサルタ

フラワーアレジメントや花束などの、
切り花として人気があり、数多く出回っています。
最近では、鉢植え向けの矮性種や、
花壇にも植えられる品種も、登場しています。

1本の茎から4~5花くらい咲きます。
花色は、ピンク系、オレンジ系、黄色系のほか、
紫、褐色、白などもあります。
内側の花びらが、縞模様になっているのが印象的です。

花が咲きだすと、次々に開花しとても豪華です。
切り花にして、花瓶に挿しても、
パステル調のにぎやかな花が、華やかです。
庭先や玄関のステキな空間作りに役立つ花です。

花屋さんによくある花ですが、
自分で球根を選び、育てて咲いた、
アルストロメリアには愛着が湧きとってもきれいです。

球根は10~11月に植えると、
翌年の5月~6月に開花期を迎えます。


アルストロメリア育て方 栽培方法

・苗選び
冬に鉢花を求めるときは、
茎が太めでどっしりしたものがよいでしょう。
購入したら、凍らせないよう、保温対策をします。
やや寒い環境下の方が、
花が長持ちする傾向があるようです。

・植え付け
高温多湿に苦手な花なので、
水はけがよく、肥沃な用土に植えます。
球根を植えるには、10~11月に行います。

・置き場所
アルストロメリアは、庭植えの品種も多いです。
鉢植えで観賞するときは、花が咲いたら、
明るい室内や軒下がよいでしょう。

花が終わったら、花茎を取りのぞき、
外の日光に当てるようにします。

・水やり
成長期と開花期には、鉢土の表面がしっかり乾いてから、
水をやるようにしてください。
花が終わり、葉が枯れてきたら、球根は休眠期を迎えます。
水は控えめにし、過湿にならないようにしましょう。

・肥料
庭植えで育ててる場合は、肥料はあたえなくてもよいです。
アルストロメリアを、鉢花で育ててる場合には、
生育期に、緩効性の固形肥料を置き肥します。

春の4~5月ころと、秋の10~11月ころに、
月1回ほどがよいでしょう。
液体肥料をほどこす場合には、
1週間~10日ごとに、1回あたえます。

・植え替え
鉢植えで育ててるものは、
1~2年ごとに、新しい清潔な土で植え直します。
休眠している時期に行うのがよく、
9~10月または3~5月が、作業のタイミングです。

水はけのよい培養土が大切で、
土を配合する場合は、赤玉土・鹿沼土・腐葉土を、
4:3:3の比率などがよいでしょう。

・増やし方
アルストロメリアは、3月または9月に、
株分けで増やします。
根茎がしっかりしたもので、
新芽が付いているものを植えます。

・病害虫
夏の多湿や多肥による、
根腐れや灰色カビ病などがあります。
花がらや枯れ葉を、こまめに取りのぞいたり、
株が蒸れないようにすると、予防できます。

アブラムシを見つけたら、殺虫剤を散布して駆除します。

kurukuru.gifPOINT!
・日当たりと水はけのよい環境で栽培する
・鉢植え栽培には凍らない程度の保温をする
・休眠期に清潔な新しい土に植え替えをする

>>アルストロメリアの球根を見てみる