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ブラキカムの育て方|冬は気温が5℃以上で栽培を

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ブラキカム、愛らしいピンク


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ブラキカム、大人っぽい青系統


ブラキカム(Swan River Daisy、
学名:Brachycome)は、キク科ブラキカム属、
オーストラリア原産の秋まき一年草、
または半耐寒性常緑多年草です。

別名スワンリバーコスモス、ヒメコスモスなどとも、
呼ばれています。
近年では、一年草よりも、
四季咲き性の多年草の育種がすすみ、
普及も広がっています。

主な種類
・オベリディフォリア
・メラノカルパ
・ムルチフィダ
・マウブディライト

草丈は、15~30cmくらいに育ち、
株が広がるように、こんもりと茂ります。
葉は細くたくさんついています。
花色は、ピンク、うす紫、青、白、淡黄などがあります。

小さなマーガレットやコスモスを思わせる、
やさしく可憐な花が、春から秋まで、彩ってくれます。
花壇植えのほか、鉢植えや寄せ植えなど、
いろんなバリエーションを、楽しめるでしょう。

タネまきは9月~10月に作業をし、
開花期は3~11月になります。


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ブラキカム、鉢でも元気に育つ


ブラキカム育て方 栽培方法

・苗選び
ブラキカムの苗は、春から出回ります。
株元がしっかりしているもの、
全体に葉の色がよく、
丈のつまったようなものが良い苗です。

下の葉が枯れたり、変色してるものは、
なるべく避けた方が安心です。

・タネまき
暖地では9~10月の秋にタネまきをしますが、
寒冷地では、桜の咲くころに、
タネをまいてもよいでしょう。

清潔なタネまき用培土か、
ピートバンなどにバラまきをして、
うすく土をかぶせておきます。

本葉が2~3枚の小さな苗のころに、
根を傷めないように、ポットなどに、
鉢上げをしましょう。

・定植
ブラキカムの用土は、水はけがよく、
適度な保水性のあるタイプが、向いています。

・置き場所
なるべく日光がよく当たる場所で育てます。
真夏は風通しのよい場所で、
午後の直射日光を避けるか、遮光などをします。

・水やり
過湿にならない程度の、管理が必要です。
鉢の土の表面が乾いたら、水をたっぷり与えましょう。

・肥料
花が咲いている時期は、月に1回、
または半月に1回ほど、
薄めに希釈した、液体肥料を追肥しましょう。

・切り戻し
梅雨があけたころ、株を切り戻して、
風通しをよくします。

・植え替え
春の花が咲く前に、植え替えをするのが、
よいでしょう。
時期は3~4月ころに行います。
市販の草花用培養土を用いたり、
赤玉土・腐葉土・パーライトを、
6:3:1の比率の配合をした土などに植えます。

kurukuru.gifPOINT!
・風通しをよくし株が蒸れないようにする
・真夏以外は日当たりのよい場所で育てる
・冬は最低気温が5℃以上の室内に置く

>>ブラキカムの苗を見てみる