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チゴユリ(ネコユリ)の育て方と栽培方法

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チゴユリ、可憐な花とみずみずしい葉


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チゴユリ、繊細だが力強い


チゴユリ(学名:Disporum Smilacinum)は、
ユリ科チゴユリ属の多年草です。
4~5月ころに花の見ごろを迎えます。
別名ネコユリとも呼ばれています。

主な自生地は、日本列島、千島列島、
朝鮮半島、中国の山地および亜高山帯の、
高原や草原などで見られます。
関連種は、ホウチャクソウ、ムラサキバナホウチャクソウ、
ウブラリアグランディフローラなどがあります。

班入りの葉をもつ、選別種が多く流通します。
草丈は10~30㎝ほどです。
花色は、緑、白、ピンク、黄などがあります。

葉色がひじょうに美しく、カラーリーフとして楽しめます。
育てやすく、肥培すると容易に増やすことができます。
愛らしい姿に、いとおしさを感じるでしょう。


チゴユリ育て方 栽培方法

・置き場所
雨の当たらない、明るい日陰を好みます。
強い日差しによる葉焼けを防ぐために、
寒冷紗などで遮光をします。
落葉樹の木陰のようなところもよいでしょう。

・水やり
表土が乾いたら、水をじゅうぶんにあたえます。
春の新芽が出始める時期は、多めに水をあたえましょう。

・肥料
植え付けを済ませたら、固形の有機質の配合された、
肥料を置き肥します。
花が終わったときと、秋にも同様に肥料をほどこします。
肥培をする場合は、2000倍ほどに薄めた液肥を、
水の変わりに、あたえるのもよいでしょう。

・手入れ
日差しが強すぎる時は、随時遮光の調節をします。
枯れた葉や花がらを摘みます。

・植え付け植え替え
チゴユリの植え付けの作業は、
10月中旬~11月下旬と、2月中旬~3月上旬がよいです。
3~5号の深鉢に、3~10芽を植えます。
水はけのよい用土を用います。

配合の一例として、硬質鹿沼土と軽石砂を同量、
混ぜたものなどが適しています。
植え替えは、1~2年に1回行うとよいでしょう。

・冬越し
休眠し始めたら、凍結しにくい場所で管理をします。
水やりも続けますが、乾きすぎない程度にとどめます。

・増やし方
植え替え時に、株分けをして増やします。
新芽のついた根茎を、切り分けて植え付けます。
チゴユリは、タネでも増やすことができます。

・病害虫とくにありません

kurukuru.gifPOINT!
・明るい日陰で育てる
・水はけのよい用土で育てる
・株分けで増やすことができる