ハーデンベルギア、愛らしい花
ハーデンベルギア、白も人気色
ハーデンベルギア(Hardenbergia、学名:H. violacea)は、
マメ科ハーデンベルギア属、
オーストラリアが原産のつる性常緑樹です。
別名コマチフジ、ヒトツバマメなどとも呼ばれています。
蝶形の小さな花がたくさん咲き、
葉も照葉で美しく、たいへん人気のある花です。
鉢花として年末から春にかけて、店頭にならびます。
花色は、白、桃、紫などです。
紫の彩がとてもきれいで、窓辺を華やかに飾ることができます。
暖かい地域では、フェンスなどに誘引しても豪華です。
植え付けや植え替えの時期は、5月ころ、
花は3~5月上旬ころまで楽しむことができます。
ハーデンベルギア、大きくも育てられる
■ハーデンベルギアの育て方 栽培方法
・苗選び
つるが太くてじょうぶなもの、
葉の色つやがよいもので、
つぼみが多くついている株を選びましょう。
・置き場所
冬に鉢を購入した場合は、
低温に当てないように、気を付けましょう。
暖房のない10℃くらいの、
日当たりのよい室内で育てます。
春と秋は、日光が当たる場所か半日陰におきます。
真夏は、西日を出来るだけ避けて、
風通しのよい日陰で、管理するのがよいです。
・水やり
ハーデンベルギアは、水を好みます。
鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。
水切れを起こさないように、気を配ります。
・肥料
元肥として、水はけのよい培養土に、
化成肥料をほどこします。
開花中は追肥をしなくてもだいじょうぶです。
ハーデンベルギアの植え替えは、
花が終わった5月ころが適期です。
・切り戻し
花がおわったら、長くなった枝を少し切り戻します。
・増やし方
5月頃、挿し木で増やすことができます。
切り戻しをしたもので、挿し穂を作ってもよいでしょう。
・病害虫
アブラムシやハダニがつきやすいので、
早めに薬剤散布で対応します。
POINT!
・冬は10℃くらいを保てる場所で管理
・水切れに注意する
・アブラムシやハダニの防除を早め防除する