ボロニア シドニー
ボロニア ヘテロフィラ
ボロニア(Boronia、学名:Boronia)は、
ミカン科ボロニア属、
オーストラリア原産の半耐寒性常緑低木です。
別名ピグミーランタンなどとも、呼ばれています。
花はベル形のものと、星形のものがあります。
オーストラリアでは、
ポピュラーな花木として、好まれています。
主な種類
・ピナータ
・チャンドレリ
・メガスティグマ
・フラセリー
草丈は50cmくらいからあり、大きくなると、
3mくらいに成長します。
葉は細い針状になっていて、よく分枝します。
花色は赤のほか、ピンク、白、クリーム色などもあります。
生育がとても旺盛で、小さな花が、
にぎやかに咲く姿が、楽しいです。
かんきつ系のさわやかな芳香で、
空間を、リフレッシュしてくれるでしょう。
植え替えは、5月中下旬に行い、
花は3~5月に楽しめます。
■ボロニアの育て方 栽培方法
・苗選び
徒長していない、葉色が鮮やかな株をえらびます。
葉が枯れていたり、落ちているものは避けます。
・置き場所
ボロニアは、午前だけ日なたになるところや、
明るい日陰で管理します。
長雨の当たるような環境は、
さけるような工夫をしましょう。
冬に花が咲いた鉢花を購入した時は、
暖房がききすぎた室内に、置かない方がよいでしょう。
ただし、凍らない程度に、
防寒の対策をするとよいです。
最低気温は、5℃以上を目安にします。
・水やり
ボロニアは、湿り気が適度にある環境を好みます。
水切れには注意しますが、
根腐れのを起こさないよう、
鉢土をよく観察しましょう。
・肥料
春と秋に、緩効性の化学肥料をあたえます。
または、液肥を週に1回程度の、
追肥をしてもよいでしょう。
・植え替え
花が咲き終わった後には、植え替えをします。
ボロニアは生育が旺盛なので、
根詰まりをしやすい傾向があります。
古土を軽く落として、清潔な用土を用いて、
ひと回り大きめの鉢に植えます。
この時に、枝を剪定しましょう。
茎を半分近く切り戻しをしても大丈夫です。
・病害虫
アブラムシがつくと、株が弱ります。
オルトラン粒剤などを株元にまいて、
駆除するとよいでしょう。
POINT!
・日当たりがよく風通しのよいところで育てる
・毎年植え替えをし、同時に切り戻しを行う
・暑さと寒さに弱いので置き場所に注意する