ペロペロネ、花穂が美しい
ペロペロネ、コエビソウとも呼ばれる
ペロペロネ(コエビソウ、Shrimp Plan、
学名:Justicia Brandegeeana)は、
キツネノマゴ科 キツネノマゴ属
メキシコ原産の、半耐寒性常緑低木です。
主な種類
・エンジェルキッス
・イエロークィーン
・バリエガタ
エビを思わせるような苞(ほう)が、
重なり合った花穂が、とても印象的です。
草丈は、30~100cmくらいになります。
花色は、黄、白、赤、などがあります。
花は目立ちませんが、ユニークな鉢植えとして鑑賞できます。
栽培環境を、上手に整えることによって、
コンパクトな草姿にしたり、のびのびと大きく栽培したり、
変化に富んだ性質を楽しみましょう。
植え付けによい時期は4~9月くらいで、
初夏に、開花のピークを迎えます。
■ペロペロネの育て方 栽培方法
・鉢花選び
開花した鉢花を選ぶときは、つぼみの多くついていて、
色が鮮やかなものを、選ぶとよいでしょう。
・置き場所
日がよく当たって、風通しのよい外におきましょう。
よく日差しにあててあげると、
花つきもよく、色もきれいになります。
・水やり
過湿に注意しながら、水をたっぷりあたえます。
鉢土の表面が、白っぽく乾いたころが、
水やりのタイミングとします。
・肥料
生育期間に、数回液肥をあたえます。
まめに、肥料をあたえなくてもよいです。
・手入れ
春のころに、ピンチをして、
わき芽をふやしておくと、株の形がきれいになります。
花がらは、早めに取り除くのがよいです。
・剪定
春から秋の間は、枝が伸びすぎたら剪定します。
・植え替え
4~9月のあいだに、植え替えの作業をしましょう
根詰まりを起こしやすいので、毎年または1年おきに、
ひとまわり大きな鉢に植えます。
ペロペロには、赤玉土(小)・腐葉土を、
7:3で配合した、水はけのよい用土がよいです。
市販の培養土でも、よいでしょう。
・冬越し
11月からは、屋内の窓辺で、冬越しをさせます。
水をひかえめにし、3℃以上を保つように管理します。
・増やし方
4~9月ころ、殺菌された土に、
挿し木をすると、増やせます。
挿し穂は5~7cmくらいにし、
下の葉と花芽を取ってから、挿すとよいでしょう。
日陰におき、適度な湿度をあたえ、
乾かないようにします。
・病害虫
風通しの悪い場所においたり、
枝が茂りすぎて、蒸れたりすることがなければ、
さほど心配は、いらないでしょう。
POINT!
・日によく当てるが真夏の直射日光はひかえる
・生育が旺盛なので水やりや切り戻しを適度にする
・排水がよく風通しのよい環境で管理をする