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ドラセナの育て方|越冬温度は5~10℃で栽培します

  • 投稿日:
  • by flower777
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Dracaena.jpg
ドラセナ、葉の縞が美しい


Dracaena (1).jpg
楽しい仕立て方もできます


ドラセナ(Dracaena)は、
幅広い葉から細い葉、斑点が入った葉から緑が美しい葉と、
大変種類が多い上、どの品種もたっぷりと葉を茂らし、
見栄えが良く、性質が強くて丈夫です。
観葉植物の代表選手としてとても人気が高いです。

コンシンナ「トリカラーレインボー」、
サンデリアナ、レフレクサ、ワーネッキー、
別名幸福の木と呼ばれているフラグランス「マッサンゲアナ」、
そしてゴットセフィアナと呼ばれることが多いスルクローサなど、
園芸種類も含め、多彩に出回っています。


ドラセナ仕立て方

ドラセナは枝を曲げて形を整えた中・大鉢、
挿し木苗のミニ観葉や小鉢まで、
サイズによってそれぞれ作り上げることが可能です。

ひもなどを使って誘引すればいいので、
形作りは難しくありません。

植え寄せ、一本立ち、太い幹を切って芽を出させたものまで、
販売されている種類も豊富です。


Dracaena (3).jpg
ドラセナ、そのまま育成すると大きくなります


Dracaena (2).jpg
ドラセナの赤系統もきれいです


ドラセナ育て方 栽培方法

・置き場所
ドラセナは日陰によく耐えますが、徒長しやすく、
斑点が多いものは斑点が薄くなったり少なくなったりします。

気温が低くなってきたら部屋の暖かい場所に取り込んで、
ガラス越しの太陽光に当てます。

特に、スルクローサは越冬するのに10℃以上必要なので、
部屋の暖かい場所に置き、夜は保温に注意します。

・水やり
ドラセナの成長期は、鉢の土が乾いたら沢山水を与えます。

水やりをしても葉が垂れ下がってしまう場合は、
根が詰まっていなければ、湿度が不足しています。
葉水を多くかけ、湿度を高めます。

・仕立てなおし方
ドラセナで落葉して茎を伸ばす品種は、茎が伸びすぎたら切り戻し、
わき芽を伸ばして活性化させます。
切り戻した茎は、茎ざし、茎伏せ、天芽ざしで増やすことができます。

そのまま自由に伸ばして、
木質化する茎の形を楽しむのも一つの方法です。

曲げたい時は柔らかい時から除々にひもで誘引し、
まっすぐ伸ばす時は支柱を立てます。

・植え替え
湿度が高すぎると根が傷んでしまい、葉色が悪くなります。
その場合は傷んだ根を整理して、新しい用土で
一回り大きなサイズの鉢に植え替えをします。

・施肥
生長期には月1回、緩効性化成肥料を与えます。
肥料を与えても葉色が悪い時は明るい場所に置き、
液体肥料等で観察しながら様子をチェックします。

・病害虫
ハダニやカイガラムシが出るので気をつけます。

kurukuru.gif育て方のポイント!
・日当たりの良い場所に置き、葉色の美しい株を育てる
・葉に元気がない時は、液体肥料と葉水で様子を見る
・越冬温度は5℃以上、スルクローサ等品種によっては10℃以上必要