アマリリス、美しい模様の品種が多いです
アマリリスの原種
アマリリス、庭の片隅に植えてもワイルドです
アマリリス(Amaryllis、学名:Hippeastrum)は、
ヒガンバナ科ヒッペアストルム属、
アメリカ原産の球根花です。
別名ヒッペアストラムなどとも呼ばれています。
原種をオランダで改良したルドドウィヒシリーズが、
ポピュラーなアマリリスとして出回っています。
茎が長く、大輪の豪華な花が4~5輪咲きます。
草丈形状、花色は、白、ピンク、
縞柄、縁入りなどがあり、八重咲きの品種もあります。
生育がおう盛ですので、毎日の生長を見守って、
ゴージャスな花が咲くのを待つといった、
とても楽しい毎日を、おくれるでしょう。
植え付けは、3月~4月中旬に行い、7~8月ころ花が咲きます。
ポット植えは、1~3月に開花します。
白に薄いピンクも美しいです
■アマリリスの育て方 栽培方法
・球根選び
アマリリスの球根は、20~25㎝の大きさがよい球根です。
硬くしまっていて、根がたくさんついているものを選びましょう。
・置き場所
あたたかくて、日当たりの良い場所を好みます。
風が強いところは、できるだけ避けましょう。
真夏の直射日光は苦手です。
10月頃をむかえたら、鉢は室内に置くようにします。
プランター植えは、軒下で霜よけをします。
いずれも、冬越しを上手に行えばだいじょうぶです。
・水やり
植え付け直後の水は不要です。
葉が数㎝伸び、花芽が5cmくらいになった頃、与えましょう。
水は、株元へ与えるようにします。
行儀よく咲いているのも面白いです
・植え付け
アマリリスの球根の植え付けは、3~4月上旬が適期です。
6号鉢に1球植えるようにします。
プランターには、20~30cm間隔に植え付けます。
深さは球根の頭が、1/3くらい露出する程度に、
浅く植えましょう。
球根の先の割れ目をよく観察して、
向きを同じにそろえて植えると、葉の向きもそろいます。
いずれも、赤玉土(小)・腐葉土を6:4の割合で、
配合したものに、緩効性の化学肥料を混ぜた土を用います。
・掘り上げ
掘り上げの時期は、10~11月がよいでしょう。
晴れた日が安心です。枯れた葉を切り取り、
根は3cmほど残します。
土をよく落としてベンレート1000倍溶液などに、
1時間ほど漬け込んで殺菌をします。
その後、乾燥させてから、ピートモスなどの中に埋めて、
春まで保管します。
・肥料
元肥として、植え付けのときに、緩効性の化学肥料を施します。
5~7月にかけて、月に1回くらい化成肥料を置き肥をします。
肥料を好みますので、生育中は肥料切れに、気を配りましょう。
・増やし方
分球でできますが、できれば球根が、
かなり大きくなってからでもよいでしょう。
・病害虫
アマリリスには、ハダニが付きやすい傾向があります。
殺虫剤を散布して、対応します。
POINT!
・球根の植え付けは、3~4月上旬が適期
・日当たりが好きですが真夏の直射日光は苦手です
・肥料を好むので、生育中は肥料切れに注意する