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ニオイハンゲの育て方|明るい日陰で適湿で栽培

Pinellia CordataA.jpg
ニオイハンゲ、葉が美しく人気


Pinellia CordataB.jpg
ニオイハンゲ、香りも良い


ニオイハンゲ(学名:Pinellia Cordata)は、
サトイモ科ハンゲ属の多年草です。
5~8月ころに花の見ごろを迎えます。
別名ピネリア・コルダータ、などとも呼ばれています。

主な自生地は、中国中部の湿り気のある岩場で見られます。
関連種は、オオハンゲ、カラスビシャク、などがあります。

サトイモの仲間で、暗緑色の葉には、
銀白色の斑紋が入ります。
草丈は15~20㎝くらいです。
花色は淡い緑色で細長く、
甘い果実に似た香りがします。

葉が美しいだけでなく、芳香も楽しませてくれます。
憎めない、かわいらしさを感じる存在です。


ニオイハンゲ育て方 栽培方法

・置き場所
四季を通して、明るい日陰で管理をしましょう。
夏は高温多湿に気をつけ、風通しをよくします。

・水やり
鉢土の表面が乾いたころが、水やりのタイミングです。
鉢底から流れるまでたっぷりあたえ、通気性を高めましょう。
過湿にすると腐りやすくなるので、
水はけを良くして、余分な受け皿の水はただちに捨てます。

・肥料
3~4月と9~10月に、有機質を含む固形肥料を、
置き肥をします。
または月に2~3回ほど、1000倍の液体肥料を、
追肥でもよいでしょう。

・手入れ
傷んだ葉や枯れた葉を取り除きます。

・植え付け・植え替え
小さめの深鉢に、数球を植え付けると見栄えがします。
3号サイズなら3球、5号サイズなら10球などを、
目安にしてみましょう。

3~4月または秋に、植えるのがよいです。
植え替えも同じ時期に、2~3年ごとに作業をします。
用土は、赤玉土、軽石砂、腐葉土を、
4:4:2の割合で、配合したものなどを用います。
いずれも、通気性と水はけのよい、
用土や鉢を用いるとよいでしょう。

・冬越し
霜にあてたり、凍結させないような、
保護をほどこします。
用土はやや乾かし気味に、管理をします。

・増やし方
分球で増やします。
株元にムカゴが出来ていたら取り外し、
新しい鉢に植え付けます。
または、植え替え時に球茎を切り分けて、
増やすのもよいでしょう。

・病害虫
とくにありません。

kurukuru.gifPOINT!
・適湿を好むので表土の状態を観察する
・明るい日陰において肥培をする
・じょうぶで増やしやすい