こんなにたくさん咲いてくれたら嬉しいですね
フリージアは、アヤメ科に属する球根植物で、
可愛らしい花が連なるフォルムと、良い香りが人気です。
今日は、フリージアの花後の管理方法についてです。
■フリージア 花後は?
フリージアが満開に咲いていると、気付かないことですが、
実は、1つ1つの花の命は短く、3日~5日ほどでしぼんでしまいます。
丈夫で大きい球根であれば、10輪弱の花が次々と開花するので、
花が途絶えず、とても綺麗です。
1.開花後に枯れた花は?
早急に取り除かなければいけないわけではありませんが、
しなびて枯れたフリージアの花は、
その後に咲く花の見栄えを悪くするので、
その都度、花ガラを摘んでおくのがお勧めです。
花ガラを残したままにしておくと、
花が葉などに付着して傷んだり、
病気にかかったりする危険があります。
ほとんどの花がそうですが、
花ガラはこまめに摘むと花も快適です。
赤のフリージアも愛らしいです
2.開花後に種を取る
品種にもよりますが、全ての開花が終わった後に、
鞘(さや)が膨れてきて、種ができるものもあります。
この時、種を採取する場合は、
葉ごと切らないように十分に気をつけてください。
球根植物として知られているフリージアですが、
採った種を植えて、種から栽培することも難しくありません。
翌年には、開花するそうです。
はじめは、球根から育てていくのがお勧めではすが、
フリージア栽培に慣れてきたら、
種を採取して、種から育ててみるのも面白いと思います。
3.連作障害に注意する
病害虫に比較的強いフリージアですが、
同じ場所にどんどん連作すると、病害虫の被害が増えてきます。
鉢で育てる場合は、毎年土を新しいものにするのが基本です。