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ナツツバキ ヒメシャラの剪定は?

  • 投稿日:
  • by flower777
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初夏を教えてくれる花です


ナツツバキはツバキ科ナツツバキ属の落葉高木です。
原産地は日本です。本州、四国、九州の山地に広く分布しています。

5月下旬~6月初旬に咲く白い清楚な花は一日限りですが、
初夏の訪れを教えてくれる花木のひとつです。

秋には紅葉や黄色い葉が観賞でき、
冬には赤みがかった幹の皮がまだらになる姿を楽しめます。

ヒメシャラはナツツバキよりも葉、花ともに小さめです。
しかし樹高は高いので、狭い場所で育てる時は適時剪定が必要です。


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木肌の美しさもみごとです


■ナツツバキ ヒメシャラの剪定は?

1.ナツツバキとヒメシャラの特徴
ナツツバキと近縁種のヒメシャラは、
木姿、幹肌、花、紅葉と万能に楽しめる代表的は雑木です。

ヒメシャラはナツツバキよりも幹肌が赤みを帯びます。
株立ちにこじんまりと仕立てると清楚な雰囲気がでます。

ナツツバキは別名シャラの木と呼ばれています。
どちらも三大仏教樹のサラノキと聞いた音が似ていることもあり、
お寺や神社によく栽培されています。

この仲間は霧が発生するようなところに自生しています。
よって暖かい環境に強くないので、剪定にも強くありません。

剪定が必要になった時は落葉時の1月~2月に
つけ根から切り落とし、切り口には保護剤を塗ります。
枝の途中から切ってしまうと、かなり弱くなります。

2.芯の剪定
株として売られている時はコンパクトな背丈でも
ナツツバキ、ヒメシャラとも樹高は高い木です。
特にヒメシャラは自生地では15mぐらいに生長します。

芯が太くなってから剪定をすると
元まで枯れてしまうケースがあります。

ただし根が枯れてしまうわけではないので、
その場所から芽を出し、株立ちになります。

直径5cmぐらいの段階でわき枝の上で切り戻し、
太くなる前に芯の剪定をおこなってしまいます。

やわらかい自然の枝の流れを生かし、
流れの悪い枝を切り戻すようにします。


>>ナツツバキのわかりやすい育て方はこちらです